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内容説明
怪異に好まれる男・片桐甚八と、“オバケ先生”と呼ばれる好事家・原田織座。怪異を引き寄せる誘蛾灯として織座の道楽に振り回される甚八の、不思議と恐怖と好奇心の見聞録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨
31
やっぱり好きな世界観だ。身近に潜む怪異も色々あるし。迷い家の話が一番好き。織座さんのお祖母ちゃんめっちゃいいな。2023/09/29
しましまこ
17
日常に潜む怪異、紐が怖いよ。織座先生のはあちゃん、パワフルでいいわ~。2023/10/01
たけのこ
9
いやー好きだわー。やっぱりいいわー。ホラーでコワイ空気感をしっかりかもしだしつつも、物語感というか……コワイ一辺倒にいかない感じがとても好み。キャラクターや絵柄のやわらかさなんかの強みなんだろうか。ホラーで派手じゃないけど心地よい。不思議な作品。2023/10/05
駒場
7
2巻にしていまさら気づいたのだが、別にふたりとも拝み屋ではないので問題を解決したりすることもなく、巻き込まれ、なんとか逃げ切り、こういう見知らぬ隣人みたいな得体の知れない怪異が身近に実はあることだなあ……と読者が思って終わる感じだ。世の中のわけのわからないものって、大体わけのわからないままですからね。変な都市伝説のついた自販機とか2024/04/09
flatscan
7
画も上手いし、構成も上手い。物の怪的なホラー2巻目。ひたすら、おっさんとじいさん2人が色々食いながら、あちこちで怪異を体験。「Folk tale」よくある化かされた話と思いきや少し捻りが入る。スマホのメッセージが現代的。「食い道楽縁起譚」”こんくらいの路地”に気づいた時のぞわりとする感じは秀逸。「ハッピー自販機」現代のお社、賽銭箱。この設定は慧眼。形は変わっても効力はある。「遠き山に日は落ちて」子供の遊びってのはそもそも非常に呪術的だし。好きな話。「まよひが異聞譚」クトゥルフ的な解釈は面白い。2023/09/24