出版社内容情報
周囲から「死神大隊」「殺し屋大隊」と忌避される帝室儀礼大隊の三中隊に所属し、≪洗濯屋≫というコードネームを持つフォンクト中尉。部下のクリミネ少尉とともに軍師の異名を持つグリーエン卿との服用毒による決闘、農民反乱の首謀者ユオ・ネヴィルネルの処刑を執行するなど、忙しい日々を送っていた。そんなある日、クリミネ少尉と一緒に殉職した同僚の墓参りに向かう途中、正体不明の老人に尾行されていることに気づき正体を確かめようとするのだが……。
内容説明
周囲から「死神大隊」「殺し屋大隊」と忌避される帝室儀礼大隊の三中隊に所属し、“洗濯屋”というコードネームを持つフォンクト中尉。部下のクリミネ少尉とともに軍師の異名を持つグリーエン卿との服用毒による決闘、農民反乱の首謀者ユオ・ネヴィルネルの処刑を執行するなど、忙しい日々を送っていた。そんなある日、クリミネ少尉と一緒に殉職した同僚の墓参りに向かう途中、正体不明の老人に尾行されていることに気づき正体を確かめようとするのだが…。
著者等紹介
漂月[ヒョウゲツ]
「カクヨム」「小説家になろう」で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
和尚
19
人狼への転生、魔王の副官の作者の方の新作。 やはりと言いますか面白かったです! 死罪となった人間は、執行者と決闘の形式を取るべしという皇帝の命により創設されている処刑大隊こと帝国儀礼大隊の物語。 異世界の、というか様々な描写が物凄く納得感が高く感じられるのは他の作品同様で、すごく好みなのですよね。 ヒロイン(?)達も良いキャラですし、主人公もかっこいいですし、二巻も楽しみに待ちたいと思います。2025/01/16
尚侍
7
ものすごく面白かった。話の流れ自体はそれほど奇を衒ったものではありませんが、とにかくキャラの描写と雰囲気が良く、物語の世界に一気に引き込まれましたね。各キャラの能力がそれぞれに特化しているのでキャラに余剰感がないのも良く、主人公がある程度段取りを組んだところでその後は他のキャラが受け持つという流れがあるので、必ずしも主人公無双ではなくチームで動いているというのが実によかったです。これは期待の新シリーズ、続きが楽しみです。2025/01/10
史
2
この先生らしい軍閥もの。チートはないけれども精神面は超人に近いかな。国に忠誠を誓っているのかどうかあやふやであるけれども、だからこその緊張感があります。作家との相性が良いので今後も期待したいところです。悪くない。2025/03/13
MasakariR
1
楽しく読んだ2025/01/06
ジョン万太郎
0
程よく色んな要素+ユニーク+ユーモア=良い42025/04/04