内容説明
乙女ゲームのストーリー開始“前”の世界に転生し、侍女として働くユリア。
プリメラの初公務へ同行することになり、その準備に翻弄される日々を送ることになる。
スケジュール変更などのトラブルも乗り越え、迎えた公務当日。
その公務で顔を合わせるフィライラ・ディルネ姫に仕える文官ユナ・ユディタが、
なかなか個性的な問題児(?)のようで――!?
(王太子殿下までもが『癖のある』と認めているって……それは、もしや相当なのでは?)
有能侍女のおしごとファンタジー第十弾、ここに開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAMA
12
webで読了してる本ですが、まとめて読むと「現実を見なさい」っていうのがテーマ?自分の考えだけが正しいから直してあげなくちゃっていう親切心。それしかもうない自称ヒロインさんの疑問と二人目の「私はあなたのために(自分のプライドがちらちらしてますがな)」。自分にも返る痛い話ですが、リアルに世間に公開しちゃう人見ながら、もしやモデルが身の回りに?と思ってしまうくらい自然な葛藤がうまいと思いました2024/01/29
菊地
3
海外の似たような立場の文官の問題児っぷりとの対比で、久々に主人公の有能さがクローズアップされる形に。2023/11/27
susantoissyo
0
乙女ゲームのままでない世界でそれぞれが良い方向に変化していく中思い込みに振り回されるひとたちも。主従対決は圧勝です。アルダールはやっとユリアに過去を伝えます2024/03/17
rin
0
kobo2023/09/20