光文社文庫<br> アンと愛情

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光文社文庫
アンと愛情

  • 著者名:坂木司【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 光文社(2023/08発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/28)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334100018

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内容説明

デパ地下の和菓子屋「みつ屋」のアルバイト店員・アンちゃんが成人式を迎えます。大人になるには、まだ早すぎる気がするけど……。さらに深くなる和菓子の謎と、少しずつ経験を積むアンちゃんの日常が楽しい、大ヒットシリーズ第3弾。シリーズ累計100万部突破!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

修一朗

193
タイトルからしてもしかして立花さんと?と思ったけどもそっち方面じゃなくて椿店長との師弟物語でした。ちょうど職場で「コーチング研修」ってのをやったばかり。話を聞いてくれて気づきを与えてくれて絶対にフォローしてくれるという信頼感がある…,っていうような理想的な上司は現実にはちょっといないなぁ。そんな上司に恵まれた幸せなアンちゃんなのだ。3冊目で成人式というゆっくりペース。金沢に行ってまた経験。アンちゃんの成長をゆっくり見守るシリーズだ。2023/12/10

肉嬢★

151
和菓子のアンシリーズの3冊目。毎回美味しそうな和菓子が出てきて食べたくなるし、何より登場人物が全員良い人過ぎてホッコリする。マドレーヌの追いバターの描写はお腹が鳴る(笑)今回もどのお話も良かったけどお煎餅の歴史に惹かれて興味深く読めた。勘違いしてそのまま覚えてる事って意外と多い気がするから調べたら面白いかも!あとは個性豊かな職場の人達に今回も笑わせて頂きましたが……椿店長ーー!!と叫びたくなった。また続編が出るみたいなので楽しみ♪2023/08/25

fukumasagami

139
「また来ても、いいかな」 その言葉に、わっと嬉しさがこみ上げる。 「ぜひ!お待ちしてます」 すると、立花さんがお客様に紙を手渡す。 「差し出がましいようですが、来月の生菓子に山椒風味のものがあります。甘いものもお嫌いでなければ」 そういえば、山椒の果皮の旬は秋だった。 「ありがとう。ここの店は名店員ぞろいだね」 お客さまはもう一度うなずくと、通路を小走りで去っていく。2024/04/14

ゆいまある

99
文庫化を3年近く待った。冒頭から間違ってる。成人式の振袖レンタルは2,3年前スタートがデフォ。前年末では遅い。和菓子は兎も角成人式は調べてないな、作者!花びら餅、食べたいなら画像ぐらい見せるだろ。てか京都行け。アンちゃん金沢へ。金沢食べ物美味しいよね。旅行したい。デパート好きなので、裏話色々楽しい。わらび餅くず餅寒天培地辺りは知らん人おらんやろと思ったけどいるんだろう。すあまは関西人だから食べようと思ったことない。私はすはまが好き。立花さんとも進展?味覚の描写がレベルアップしてて続編楽しみ!2023/09/06

ピース

98
話の内容がこれまでと比べて深くなってるような気がした。空港店からヘルプでやって来た桐生さんの未熟な点などは実際のビジネスでも活かせる。更にはお菓子の歴史や成り立ちが深くなってる。そしてついに椿店長が‥いずれはこういうことも起きるよね。いつまでも同じではいられない。だからこそ今を当たり前と思わずに大切にしなければならないと思ってしまった。2023/12/29

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