光文社文庫<br> アンと青春

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光文社文庫
アンと青春

  • 著者名:坂木司
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 光文社(2018/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334777449

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内容説明

アンちゃんがデパ地下の和菓子屋「みつ屋」で働き始めて8ヶ月。販売の仕事には慣れてきたけど、和菓子についてはまだまだ知らないことばかりだ。でも、だからこそ学べることもたくさんある。みつ屋の個性的な仲間に囲まれながら、つまずいたり悩んだりの成長の日々は続きます。今回もふんだんのあんことたっぷりの謎をご用意。待ちに待ったシリーズ第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

寂しがり屋の狼さん

473
「和菓子のアン」の続編。前作に引き続き和菓子の魅力、奥深さが楽しめる🍡ほのぼのとした心温まる作品✨素朴で可愛い💕アンちゃんの今後の成長も気になります🍀さらなる続編よろしくです2018/12/14

kk

428
「ただ、どうか。どうかこの小さな人たちが、幸せに暮らすことのできる未来が来ますように。」 何のことはない、ありきたりの祈りかも知れないけど、アンと一緒にいろんな人たちと出会い、いろんなことに気づかされていく中、彼女のこんな素直な思いがとても心に響くね。どんな辛い目にあった人でも、どんなにシニカルな人でも、この素晴らしい物語に触れている時だけは、そんな温かい気持ちになれるんじゃないかな。けっして甘くて美味しいだけの話じゃなくて、人のイヤな面にも向き合わされたりもするけど、でも、著者の視線は限りなく優しいね。2019/03/27

ゆいまある

364
茶室のある家で育ったからか、和菓子が好きです。デパ地下が舞台の明るいミステリー続編。今回はお菓子に絡めて嫉妬や悪意など、人の心が掘り下げてあり読み応えアップ。蓬莱山はどこでも要注文だから、自宅用に買う発想はなかった。子供の頃から食べてみたかったんだよね。やっとひちぎりが出てきたけど、花びら餅など、メジャーどころがまだ出てないので続編楽しみ。立花さんと恋に発展すると思うんだけど、ひっぱりまくってやきもきさせて欲しい。椿店長の過去の謎解きも今後の楽しみ。京都は大きな和菓子屋さんも沢山あります。怖くないですよ!2018/10/14

あきぽん

339
高卒でデパ地下の和菓子屋で働くアンちゃんシリーズ、第2弾。素朴でかわいいアンちゃんに相応しい、ほっこりした本だけど、当然いろんなお客さんいるし、同僚と仲良しでも何もないわけではないし、何たってアンちゃんは若い女の子なのだから、甘いだけではなくほろ苦い経験も。いや、女はとにかく面倒くさいことばかりなのだ!アンちゃんにお似合いの乙女系男子ももう一人登場で、続きも気になります。2018/12/02

白いワンコ

306
『和菓子のアン』より味の深みが増した『アンと青春』。前作で、これミステリーかな?と書きましたが、今作の終わりは味わい深い上質なミステリーでした。気持ちを温めたい時、美味しいものを頂く(この場合やはり和菓子ですね)か、このシリーズを読むことをオススメ!2018/10/29

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