内容説明
海棠の狂い咲きをきっかけに,通霊宝玉が失せ,貴妃元春が亡くなり,賈家の没落は現実となり始める.不安に駆られたおばあさまが宝玉の結婚相手として選んだのは,なんと黛玉ではなく宝釵だった.「すり替えの計」を用いた挙式の最中,思い出のハンカチを焼き捨てながら,ついに黛玉は──.補作者による幕引が始まる第6冊.
目次
本冊の読みどころ
本冊の主な登場人物
主要登場人物系図
第81回~第100回
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tonex
2
この巻から作者が変わったため完成度が低くなったらしいが、そもそも一人の作者が書いていても、未回収の伏線とか設定の矛盾とか誤謬とかストーリーの破綻とかはよくあること。言われなければ作者が変わったことにも気づかないだろう。2014/12/25
しんすけ
1
紅楼夢の80回は、次回を期待させる書き方で終わっている。ところが曹雪芹によっては、その次回は書かれることは無かった。と伝えられている。したがって81回以降は、高鶚によって書き足されることになった。70回辺りから、賈家の没落を暗示させる出来事が続いていたが、この巻からそれが現実化していく。それが曹雪芹の構想にあったものかは確かめようもないが、読者を飽かせない出来事が綴られていく。薛蟠の嫁となった夏金桂の我侭に多くが振り回される。薛蟠が殺人事件を起こす。賈宝玉の嫁として内々で薛宝釵との話が上がる。2015/11/27
Э0!P!
0
・司棋と従兄弟死ぬ ・季節外れの海棠 ・玉が無くなる、劉鉄嘴 2022/06/11
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