ヤングジャンプコミックスDIGITAL<br> 壬生義士伝 13

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ヤングジャンプコミックスDIGITAL
壬生義士伝 13

  • 著者名:浅田次郎【原作】/ながやす巧【漫画】
  • 価格 ¥689(本体¥627)
  • 集英社(2023/07発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784834285321

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内容説明

父の、母の、家族の魂が待つふるさとへ――。 猛吹雪の中、中間・佐助の手で越後の豪農の元へ送り届けられた貫一郎。顔も知らぬ父と同じ名前を与えられた末子、その後の運命は…!? ながやす巧が漫画家人生を賭して描き上げた浅田文学、ついに最終章!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

24
ながやす巧が『壬生義士伝』のコミカライズに着手して完結するまで、実に20年の期間を要した。そんな時間の長さだけを取っても、ながやすの漫画家としての誠実さを感じさせる。出版社を渡り歩き、発表媒体も変更しながら、しかし漫画『壬生義士伝』は続き、そして完結を迎えることができた。その執念もまた、ながやすの誠実さの表れだ。いや、ここに描かれた線の一本一本にこそ、漫画家・ながやす巧の誠実さ、凄さを体感することができる。(つづく)2023/07/30

尿酸値高杉晋作

5
ながやす先生の執念の塊とも言える力作。 何度涙腺刺激するんですか!!2023/08/07

やすとみくろ

5
20年をかけての完結。掲載誌の廃刊、出版社の移籍を数度、WEB連載への移行、著者の病気など数多くの苦難があったが、著者一人で、原作にほぼ忠実に高いクオリティのまま最後まで描ききった。帯の浦沢直樹の推薦文や、巻末の湯浅裕行の解説が的確だが、本当に凄い作品だったと思う。巻末に設定画が収録されているのが、個人的には嬉しい。緻密で情報量が多く、もっと大きなものが見たくなる。あとがきにあるが、単行本がまったく売れなかったというのが残念でならない。もっと多くの人に読んでもらいたい作品。2023/07/20

イコ

3
壬生義士伝は映画版が好きで、漫画版を最初に買った時はもう少し短い話かと思ってたので(小説は読んでない)、様々な困難を経て20年弱で完結、私も歳を取りました。同業者には高く評価されるも、売上はあまりよろしく無いようで(巻末にも書いてる)、だがしかし傑作である。1巻毎にまとめて書いている為、1巻ごとに完成度が高くて映画的、腰を据えて読み、泣き、満足感を得た。物語も苦難の時を経て、最後に全てが報われたようで清々しかった。2024/11/30

まっきーママ

1
1巻〜13巻読破。幕末という時代に翻弄されながらも、自分の信念(正義)を貫く吉村貫一郎の生き様を描く物語。この時代でなければ報われていたのでは…と何度も思ったが、息子寛一郎が盛岡に帰ってくるラストシーン、亡き父と肩を組む姿は、まるで南部の桜が石を割って咲いた瞬間のようであった。感無量。原作者、浅田次郎さんの景色の描き方(表現)が素晴らしい。2025/10/06

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