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内容説明
【ページ数が多いビッグボリューム版!】医師として満洲に暮らす大野千秋。愛する妻と幸せな日々を送る彼にも壮絶な過去があった。非業な最期を遂げた父との約束、死地へ赴く親友との邂逅、そして運命の人との出会いへ…。書簡に認められた彼の人生とは――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
18
『壬生義士伝』は、吉村貫一郎を知る人々が吉村との出来事を振り返り語る証言によって構成されている。今巻は大野千秋編が収録されており、大野編は書簡による証言となっている。書簡体をコミカライズする場合、地の文を画と台詞に変換し、説明するのが一般的だが、ながやす巧は書簡の文章をほぼそのまま引用する。小説を読む時、人は活字による描写から映像を想像していく。ながやすは、原作小説の読者が行ったであろう読書体験を(それは、ながやす自身の読書体験でもある)、漫画でも同様に行える効果を意識しているのではないか。(つづく)2021/01/11
てつ
5
一気読み。なんと内容の濃い巻だろう。男の生きざま、武士の生きざま。竹馬の友。やるせない不条理。全てを理解することは到底できないが、歴史の端部を垣間見た。後半へのくだりがますます気になる2022/09/15
eihuji
2
11/8読了。 大野千秋の証言。 吉村貫一の血を継ぐ嘉一郎とみつのさきゆきが語られる。 2021/12/31
イコ
0
途中から涙腺崩壊決壊してしまった。友情に弱いのである。2024/09/04