角川文庫<br> 高家表裏譚7 婚姻

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角川文庫
高家表裏譚7 婚姻

  • 著者名:上田秀人【著者】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • KADOKAWA(2023/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041139936

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内容説明

波乱の京から、帰途についた吉良三郎義央は、箱根の関所で思わぬ敵の歓迎を受けた。何者かが三郎を捕らえようとしたのだ。三郎は難なく刺客を撃退し、江戸への道を急ぐ。一方、米沢藩上杉綱勝の妹・三姫に、縁談が持ち込まれた。三代将軍家光の異母弟の保科肥後守が仲立ちした相手は、高家の吉良三郎だという。三郎と三姫の知らぬ間に進められた縁談は、本人たちの思惑をよそに、驚愕の展開を見せ始める。書き下ろし時代小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RASCAL

12
忠臣蔵のイメージとはほど遠い、颯爽とした若き日の吉良上野介のお話もはや第7巻。今回は上野介の嫁とりの話。太平の徳川の世に必要となった、京都の天皇・公家との関係や、外様大名に秩序を持たせるための仕来りとか礼儀作法。効率を無視した官僚制の進展と、それを担う立場になる高家の傲慢、周囲の反発、火種も見え隠れしたまま、話はなかなかに進まない。討ち入りまでに何巻を要するのだろうか。2024/04/29

わたしは元気

4
面白いと、思うと終わってしまう。 次を待つのが、辛いです。 三姫は、家同士の結婚のなかに楽しみを見つけてられたのかしら?2023/09/06

wang

0
ちょっと筋が乱立してる感。吉良上野介と近衛基煕が軸になって皇統を乱そうとする勢力と戦う話。吉良家の弱みを握り高家から礼儀監察権を奪おうとする目付。吉良家を逆恨みする毛利家の暴君。ここに上野介と上杉家との婚姻が加わるが、相手の姫様がクセが強そうで一筋縄では行かなそう。どの話もちょっとずつしか進まない。特に目付との争がうやむやになっているようで、もどかしい。2023/10/19

うさじ

0
なかなか楽しそうな嫁が来そう((笑))2023/08/25

goodchoice

0
そうね〜上田さんにしては多少筋が進んだと言える。ただ、今後を含めイジワル合戦になるんだろうな〜。2023/08/24

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