内容説明
ルベリア王国の王太子となり、公爵令嬢エリナと結婚したアルヴィス。
側妃問題を乗り越えた二人は、アルヴィスの生誕祭を迎えていた。そこでエリナの懐妊も公表し、仲睦まじい二人の姿を見た周囲からもたくさんの祝福を受ける。
――生誕祭後、王太子妃の懐妊という吉報に王都はお祝いの空気に満ちていた。
しかし、国境からは隣国マラーナの荒廃した現状が知らされる。
同時に妙な胸騒ぎに悩まされるアルヴィス。女神の眷属であるウォズからもその不安は正しいと告げられ、焦燥感は増すばかり……。
そこで近衛隊の遠征に同行し、女神ルシオラが眠る王家の墓所に足を運ぶことを決める。
国とエリナを守る意思を抱え、墓所に向かうアルヴィス。その先で待っていたものとは――?
これはとある王国のお話。ふたりが恋を知り、愛を育んでいく物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
尚侍
7
とっても面白かった。ここにきて初巻の伏線を回収し始めただけでなく、その後の展開ではほとんど触れられていなかった転移要素までもが復活してきたので、物語の流れが変わってくる重要なエピソードだったように思います。今の時点ではわからないことばかりなので今後どのように進むのかが非常に楽しみですし、ここまで物語が進んだ中でこういう展開になる作品を読んだ記憶がないので、そういう意味でも追いかけてきてよかったなと改めて感じました。物語の最終的な落としどころがどのあたりになるのか、続きが楽しみです。2024/01/10
トラママ
0
伏線が張られすぎてて読みにくい。2023/08/18