内容説明
ルベリア王国の王太子となり、公爵令嬢エリナと結婚したアルヴィス。
遠征から帰還して早々に建国祭の準備に追われる中、気にかかるのは墓所で見た記憶。その意味を確かめるためアルヴィスはリリアンと会うことに。
そこに届いたのはマラーナ国王の訃報だった。国葬が行われることとなり、アルヴィスはルベリアの代表として赴くことを決断。同時に国王崩御の裏にある陰謀を察し、マラーナへ向かう危険性も感じていた――。
そんな状況に不安を抱えたエリナは、自らのマナを込めたお守りをアルヴィスに渡す。
彼女の想いを受け取り、マラーナに向かうアルヴィス。進むほどに緊張感が高まっていく中、たどり着いた王城で宰相セリアンに出迎えられる。
過去にも一度アルヴィスを狙っていたマラーナ王国。その狙いは女神の力か、それとも――。
これはとある王国のお話。ふたりが恋を知り、愛を育んでいく物語。
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