内容説明
敵対者である『悪意の化身』アンナをうっかり庇ってしまった上条。当然の如くかつてないピンチに見舞われていた。彼の前に立ちはだかるのは強大過ぎる、3つの『脅威』。
『橋架結社』の超絶者専用暗殺者ムト=テーベ。新統括理事長・一方通行(アクセラレータ)が管理する学園都市。アレイスター=クロウリーにアンナの天敵・キングスフォード。 しかし当のアンナは意外にも余裕。ただ逃げるのではなく、何か一発逆転の秘策があるらしい。それは『悪女』にしか思いつかない手段で――!!
ついに暴かれる『橋架結社』の真の目的! デレにデレた女神アラディアも忘れてはいけない『禁書目録』最新刊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
14
馴染みの無い名前ばかりで戸惑ってしまう。2023/12/03
キリル
8
敵対者であったアンナをかばったことで3つの勢力と対決することとなった上条さん。逃避行の中でついに超絶者たちの正体と目的が判明。その正体は確かに衝撃でした。行動理念の核を魔法名に込め、自身の中心を大事にする魔術師という存在を知っていれば、その異質さが際立ちます。目的についても達成はしましたが。これで退場ではないと思いたいです…退場が雑過ぎる…後半からアラディアさんも大活躍。上条さんを信じて仕掛けていた細工と最後の経験談に基づくセリフにフフッと思いました。新統括理事長、次の駒を誰に、どこに置くか楽しみです。2023/09/17
ソラ
8
面白かった。ここ最近は世界観があまり理解できていなくてその場その場の読み方になってしまっているがそれでも面白い。2023/06/10
Abercrombie
3
表紙の3人が繰り広げる逃避行は単純に面白かったんだけどね。アンナの思惑、『橋架結社』の正体など、これまでの伏線が一気に回収される後半は衝撃と絶望の嵐。しかし、老骨の台詞が長すぎるよ。『薔薇十字』だの『黄金』だの、魔術結社絡みの話になるとさっぱりわからん!2023/06/17
miura
1
読むの止まってたのを、年末を利用して。 次の巻は出ているようだけど、先に他のを読もうかな。2023/12/30