- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
――鳥取県。極東の島国、日本の最果てに存在するその秘境は、人口減少により崩壊の危機に直面していた。そんな消滅可能性都市である鳥取県を支えるため、日々奮闘するご当地神「鳥取さん」。忙しなくも平和だった彼の日常は、突如始まったご当地神同士の戦いによって一変する。負ければ人口流出の危機、消滅したくなければ勝つしかない。全ての都道府県を巻き込んだ首都争奪バトル、ここに開幕!!
首都争奪戦の情勢を左右する北関東の獲得を目指し四天王が関東に集結! 大阪・愛知と茨城・栃木が火花を散らす中、その決闘の裏でゲームシステムに干渉しようと動き出す京都陣営。戦いの舞台が終わりを迎えようとしたその時、彼らを待ち受けていたものとは!? 首都争奪を巡る都道府県擬人化バトル、ついに完結──!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
17
最終巻。関東はどうしても位置と地名がごちゃごちゃになってしまう、三重県民。千葉は分かるんだけど…。東京、大阪、愛知の三つ巴の戦いとか見たかったな。その時三重は愛知と大阪どちらに加勢するのかとか(笑)最後のほうは駆け足で終わってしまったけど、47都道府県全員出てきて名物等も堪能出来たし、おおむね満足。新作も楽しみにしたい。2023/08/14
甘栗
3
三勢力そろってからの展開が(前巻からもその気配はあったけど)、駆け足感が否めない。東京・大阪・名古屋(愛知w)の総力決戦も見たかったけど(技名にややネタ切れかw)。鳥取都の世界線は、何度も世界を繰り返した奈良や東京にはどう見えたのか?それでも、完全なセカイはまだ歩んだ先にあるのかも。 ・・・続シリーズで『196大戦』とかはじまらんかな?(『ヘタリア』になっちゃうかw) 兎にも角にも、お疲れさまでした。2023/08/06
さとみん
3
最後の北関東は東京に近いとはいえ微妙な田舎感とまたまた特産品が他県と被る件で、切なさと可笑しさの合せ技状態。三猿は可愛かったけど、今回は相手が悪かった。1巻のハイテンションな幕開けとは対象的に静かな閉幕。地域ネタに大笑いして読み始めたのに、その土地に人が住むこと、特定の都市に人口が集中すること、「風評被害」などなど、シリアスな面がじわじわと染みてきて考えさせられたことも多かった。そして何より一つも取りこぼさずに都道府県を描き分けたことに拍手!私の好きな県は愛知さんでした。2023/05/13
海星梨(漫画の姿)
2
二日で十四冊だったら読めるもんですな。ラストは、「自分がなかったので消えてしまった」って解釈でいいのかな……? まぁ、そこら辺は個々人の自由だろうけど。1巻から駆け足だったけど、最後まで駆け足な印象が拭えなかったなぁ。北海道さんの独立の時に、移民元の県が窓口になって欲しかった感ある。学校給食のゼリーが同じ兵庫さんとか。まあ、大阪さんの隣にいるし、沖縄さんが出て来れなくなるので却下された筋なんだろうけど、ちょっと兵庫さんの反応をもうちょいそこら寄せて欲しかったなーと。まぁ、めんどくさい地元愛です。2023/09/04