内容説明
秘剣“虎の爪”は敗れるのか!?
最強の夜盗が跋扈するなか、殺し人にして義理の親子・平兵衛と右京の命運は?
「尽忠報国之士」と書かれた紙片を残す夜盗が跋扈していた。強引に押し入り使用人を斬るという、残忍な手口が恐れられていたのだ。
安田平兵衛と片桐右京ら、「地獄屋」の面々は、斬り口から賊が凄まじい遣い手だと見抜く。
そんな中、大店から「地獄屋」に用心棒の依頼が。賊の一人は「横雲」という必殺の剣を持っていた。
平兵衛の秘剣「虎の爪」と戦いの決着はいかに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あかんべ
3
鳥羽亮のいつものパターン。ちょっとちがうのが、義理の父子という関係か。いつものパターンだからこそ安心して読めるのだが、たまには全く異色な作品も読みたくなる。2011/11/26
やまほら
2
右京の家が早い段階で敵に知られ、題名からみてもまゆみ危しか…と思ったけど、そんなことはありませんでした。安定した1冊。2012/03/16
犀門
0
#224★★★☆☆やはり殺し人を止めては喰っていけぬか…。2015/11/23
OHモリ
0
またまたこんな本読んでる場合じゃないだろって感じですけど・・・ ●鳥羽亮さんの作品は2作目なんですが、前回読んだ「雲の盗十郎」とストーリーがそっくりでした。それでも興奮してページをめくらせられたのはやっぱり面白かったんですね。「○○の構え」といのがよく出てきてイメージがわかなかったんだけどそれなりに緊迫感のあるチャンバラシーンも面白かったし、ストーリーも面白い。楽しめる時代小説だと思います。鳥羽亮さんってメジャーなの?また機会があれば別なストーリーの作品も読んでみたい気もします。(仕事しろ~!) 2013/05/08
いえのぶ
0
主人公の殺し屋が大店に押し入る夜盗に対する用心棒として大店の主に雇われた。殺し屋に退けられた賊が逆恨みで殺し屋のメンバーを襲う。2012/10/06