内容説明
貴方への想いと、貴方からの想い。
それが私の剣と盾になる。
「剣は鞘にお前を選んだ」
美しい長女と三女に挟まれ、目立つこともなく生きてきたオードル家の次女サクラは、「軍神」と呼ばれる皇子カイにそう告げられ、一夜にして彼の妃となる。
課せられた役割は、国を護る「破魔の剣」を留めるため、カイの側にいること、ただそれだけ。屋敷で籠の鳥となるサクラだが、持ち前の聡さと思いやりが冷徹なカイを少しずつ変えていき……。
すれ違いながらも愛を求める二人を、神々しいまでに美しく描くシンデレラロマンス。
【登場人物紹介】
サクラ
名門貴族の不遇な令嬢。散歩と、小さな使い魔アシュと戯れることが好き。
カイ
大国キリングシークの第二皇子。数々の戦を制し、「漆黒の軍神」と呼ばれる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
78
二人の関係とか、ヒロインの明るさとか、甘さとかそういうのが徐々にクレッセントしていくんだけど、メゾピアノで物語が終わってしまったような、、仲の良い魔獣とかもいい感じでもっと出てきてほしいんだけど、刀の鞘であるためにあまり出てくることができず、、いい素材があるのに惜しい感じ。2023/11/26
はつばあば
38
言葉が足りないと相手を悩ませる。それでなくっても三姉妹とか三姉弟の真ん中って余程でなければ忘れられた存在(-_-;)。ましてや上下とも美人では霞んでしまう。やっとカイが彼女の存在を認識した時は彼女が引いてしまって・・。後々激甘って・・「ごめんなさい」が先でしょ。おしゃべり過ぎるのもなんですが、カイが大人になれてなかったのでしょうね。2024/06/22
よっち
37
美しい長女と三女に挟まれ、目立つことなく生きてきたオードル家次女サクラ。「軍神」と呼ばれる第二皇子カイに「剣は鞘にお前を選んだ」と告げられ、一夜にして皇妃となるシンデレラロマンス。課せられた役割は「破魔の剣」を留めるためカイの側にいること。ただそれだけの存在だったサクラが、聡さと思いやりで冷徹なカイを少しずつ変えてゆく展開で、お互いへの想いが変わっても、一度定義された関係から一歩が踏み出せない不器用さや、勘違いからのすれ違いがもどかしかったですけど、勇気を持って踏み出した二人の甘い結末はとても素敵でした。2023/05/04
ももすけ
29
なぜ手に取ってしまったのかは、分からない。私の好みの本ではないのだけれど。乙女ゲームのようなツンデレ皇子と目立たない領家のお嬢様が一緒になる話。分かりやすい展開すぎるのだけど、たまにこういうのも良いね✨気持ちが華やぐ笑2023/05/27
陸抗
27
美しい長女と三女に挟まれ、地味に生きてきたサクラ。破魔の剣の鞘に選ばれ剣の持ち主カイの元に嫁ぐことになったものの、あくまで鞘としての使命を貫こうとするサクラと、彼女に恋心を抱くものの、これ以上望まぬものを与えないようにするカイのすれ違う恋心は良かった。ただ、全体的に説明不足にも感じて、上下巻にしてもっと世界観の説明も欲しかった。今後、不足してるものを補ってもらえることに期待したい。2024/03/06
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