内容説明
ユニークな商品づくりで愛される飲料メーカー「月夜野ドリンク」で、知的財産部の一員として働く藤崎亜季。異動して早々に、商標乗っ取り、パロディ商品訴訟と課題は山積み。懸命に仕事に向き合うも空まわり、上司で弁理士の北脇に怒られてばかりだった……。しかし最近は着実に成長中で、早く一人前になったと認めてもらうべく、知財部での仕事にますます奮闘している。そんな亜季だが、社員みんなの汗と涙と努力の結晶を守り抜く「知財部」のお仕事に、待ったは無し!? 人気商品の立体商標や、知財と絡む複雑な社内政治の行方など、一難去ってまた一難。さらに大きな壁が立ちはだかって……?
目次
【0001】これが今の立ち位置です
【0002】みんなはみんなじゃなくて、みんなです
【0003】それはおまけでも、面倒な雑務でもありません
【0004】好きなものこそ財産です
【0005】仲間とは、同じ理想を目指す人
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
88
彼の方はちゃんと自覚してるのにね。そして、周りの人もみんなわかってるのに。早く二人の関係が進んでほしいのに、ちゃんとしたお仕事小説になっています(笑)2023/04/17
坂城 弥生
48
亜季の褒めて欲しいアピールがちょっと行き過ぎかなぁ…ドラマはどんな感じなのか楽しみ。2023/04/15
よっしー
37
シリーズ2冊目。亜季が真面目すぎ、孤軍奮闘している姿を見ていると、もっと周りを頼ってと言いたくなりました。頑張る姿は立派なのですが、空回りしてしまうと勿体無いですよね。特許を却下する特許庁、敵のようにも感じたりしますが、そこに勤めている人も嫌がらせで拒否しているわけではなく、本当に大事な権利を守るために真剣なんだと分かり、面白かったです。複数の視点が知れるのは良いですね。にしても、最後に出てきた人は別作品の方なのでしょうか。また一悶着ありそうですね。早めに続編を読みたいと思います。2023/12/14
dorimusi
36
知財系お仕事小説2巻目。立体商標はしらなかった。まぁ自分は今後も関わらなそうだけど。旅行の思い違いはちょっとくどい気が。普通そこまで思い込まないだろうし。。。機能性飲料の特許問題は……どうなんだろう。今どき他社特許侵害してると思ってるのに訴えられないだろと高をくくって進める開発者なんてほんとにいるか?しかもそこそこ技術あってで上司に取り入るムーブができる出世タイプが。そういう人ほど責任回避は上手くすると思うので。 官公庁は敵だと思ってしまう気持ちには共感しちゃんだけどね……思い切り突っ走りすぎでしょ・・・2025/05/15
baba
36
初めての作家さん、前作よりは、登場人物も馴染みを持って、キャラクターも分かり、また、はっきり成長した様子が伝わり安心して読了。2023/05/14
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