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内容説明
灰川十三のの生まれ故郷・北海道の蔵土で、刑事の冴木仁と十三の育ての娘・花音を襲ったのは、その地で【三十三人殺し】を行った犬山修二と同じく顔に瑕を持つ男……! 辛くも襲撃を逃れた冴木たちは、蔵土の犬山の家で見つかった大量の絵から意外な情報を得る。それは、かつて世間を騒がせた謎の贋作者・四葉不詳によるもの……。そして、贋作取引による詐欺罪で服役中の神代タケル……十三の育ての子の一人……は告白をする。灰川邸の絵画『わが子を食らうサトゥルヌス』を描いた者こそ、自分たち贋作(まがいもの)とは違う、真作(ほんもの)……灰川十三の本当の息子だと。もともと飾られていた『真珠の耳飾りの少女』の絵を『サトゥルヌス』に架け替えた人物は、画商の証言で判明した。その正体に驚愕する仁。その頃、仁の弟・蒼佑が拉致監禁された。隠れ家から出ていつもの仕事へ戻るその男の姿は……鈴木潤。灰川邸事件の初動捜査に加わった派出所の警官であった……!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
10
◎ 灰川邸の子供たちを殺した真犯人が明らかになる5巻。犯人からすれば本当の子供である自分を捨てて、身寄りのない子供を育てていた灰川十三は憎むべき存在だったのだろう。彼の復讐はどう決着するのか。重くて息苦しい展開が続く作品ですが、ヒロインである花音の美しさがせめてもの救いです。鈍感な彼女の恋心がどうなるのかも見逃せません。2023/03/26
尿酸値高杉晋作
1
いやあ、気持ち悪いな。色々と。2023/08/07
a-ha
0
★★★☆☆2023/10/19
もここ
0
子供達を殺した犯人は動機も手段も分かったけど、瑕の男は一体…あとヒロインが見つけた日記で謎が解けるみたいだけど、犯人も分かってないってどの犯人だろう。全然分からない。2023/04/06
saki
0
2023.3.25読了。2023/03/25