内容説明
炎上中の本能寺にタイムスリップして織田信長の命を救い、歴史を変えてしまった俺、黒坂真琴。使者として送り出した織田信雄が磔にされたことで、俺と信長はバチカンと戦うことを決めた。その戦略の一環でアメリカ大陸を目指す中、俺が出会ったのはインカ帝国の姫であるファナ。彼女からイスパニアによるインカ帝国侵略の話を聞いた俺は、ファナとインカ帝国復権のための同盟を結び、彼女を旗頭にイスパニア軍へと戦いを挑む。未来の知識で強化された軍艦や銃で勝利を収めていく俺達だけど、敵は思った以上に強大で……？
信長生存ルートを描く戦国歴史ファンタジー、将としての重みを知る第９幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
20
イスパニア帝国と戦端を開く。 オーストラリア大陸で暴虐を繰り返していた連中を彼らより進んでいる武装で蹂躙し。 南アメリカ大陸ではアステカ帝国の落胤を側室にしてイスパニア帝国を追い出そうとするが、その前に和睦を結ぼうとイスパニアは使者を送ってくる。ルイスフロイスのイメージが崩壊するわ。。2023/02/26
takka@乱読
13
ついにインカ帝国再建とイスパニアとの戦争が本格的になる巻。そして主人公黒坂真琴が悲劇を乗り越えて武将から大将に成長する過程を描く。著者があとがきで述べているとおり、人気のラノベは敗北がなかったりするものが多いが、戦国時代をテーマにしていることもあり、そういう現実を描くという姿勢に共感。次巻のイスパニアとの全面戦争も楽しみ。2023/02/26
真白優樹
9
オーストラリア大陸から南アメリカ大陸へ戦いの舞台が移る中、真琴が大将としての覚悟を知る今巻。―――時に非常に生き残れ、それが未来を知る大将の務め。 今まで何だかんだと勝ち続け、戦場の最前線にいた真琴に試練と挫折が訪れる巻であり、悲しき敗戦と喪失を経て本分を思い出す、一度折れるからこそより強くなれる巻である。改めて見つけた己の本分、もう負ける訳にはいかぬ。新たな覚悟を知り成長した真琴は、今度こそは勝てるのか。覚悟を知り、大将の役目を知った彼は、世界大戦を乗り切れるのか。 次巻も勿論楽しみである。2023/03/05
ぷりん
4
うん、微妙さが増してきた2024/03/23
ちいたけ
3
（紙）アメリカ大陸へ。そ～か運河は無理か。(笑）スペインを追い出せ。2023/03/13
