内容説明
炎上中の本能寺にタイムスリップして織田信長の命を救い、歴史を変えてしまった俺、黒坂真琴。信長の嫡男である信忠の征夷大将軍就任の式典に参加した俺に、信長はいよいよ海外進出に乗り出すことを告げる。その相談と一緒に「早く子供を作れ」と信長から急かされるが、茨城城に帰った俺に茶々は懐妊したことを伝えるのだった。父親になる喜びに震える俺だったが、16歳となったお江も側室に迎えたことで側室達の子種争奪戦に。さらに領内巡察の最中に招かれた伊達領では、新たな出会いも待ち受けていて……？
信長生存ルートを描く戦国歴史ファンタジー、真琴がパパになる第５幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
85
全国統一を果たした織田家が東南アジアに目を向ける中、副将軍となった主人公は内政に勤しむ。常陸領内の発展や人材登用がメイン。お隣である伊達家へ検分に行ったりと日常パートが淡々と進んでいく。一方、フロイス等キリスト教勢力との対立は深まっており、西洋との戦準備も着々と進んでいる。史実とは掛け離れており、独特な世界線を歩む本作。次巻が待ち遠しい。2021/03/29
こも 旧柏バカ一代
19
征夷大将軍を信忠に譲って信長な海外へ漕ぎ出す。そして茶々が懐妊してお江が側室入りして三姉妹全員が嫁に、、2022/07/16
真白優樹
10
将軍位を嫡男である信忠に譲った信長が世界の海へ乗り出していく中、真琴に新たな出会いと吉報が訪れる今巻。―――この世界で確かに残す成果と結晶。未来へ導くは如何なる結末。 伊達の領地での出会いと、登用された新たな家臣達。茶々が妊娠し真琴がパパとなり、更に領地が発展していく。国づくりが更に進んでいくと共に、新たな戦いの気配がする巻である。果たして、大海に乗り出していった信長様は何をその先に見出すのか。どんどんと常陸を発展させ世界を変えようとする真琴の改革の先に待っている景色とは。 次巻も勿論楽しみである。2021/03/27
ぷりん
5
もう一味欲しいな2024/03/19
菊地
3
前巻で（僕の中の）株を大暴落させた主人公に隔意を感じてしまって、もう乗っていけないところがある。 徐々に強くなってきた「オタクとしての気持ち悪さ」を補うだけのいいところが無いからなぁ。2021/03/27
