内容説明
炎上中の本能寺にタイムスリップして織田信長の命を救い、歴史を変えてしまった俺、黒坂真琴。安土幕府の力を削ぎたい朝廷は、大納言である俺を標的に定めた。敢えて罠に飛び込んだ俺は関白・近衛前久と対峙することになったけど、そこにハワイ帰りの信長が乱入してきて……!?
また、樺太を任せていた北条氏からの要請を受け、信長の頼みもあって俺も現地へ行くことに。アイヌ民族との確執が深刻そうだけど、なんとか手を取り合えるよう頑張らないと!
信長生存ルートを描く戦国歴史ファンタジー、共存の道を掴む第6幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
81
内政回が続いていたが、今巻はハワイ王国との同盟や樺太開拓とアイヌ同盟など国外との外交が進んだ。国内では朝廷の反織田勢を抑え込み、国内に表立った敵対勢力は居なくなった様子。次巻も樺太編が続く様で、今後の展開が気になる所。2021/10/03
こも 旧柏バカ一代
18
樺太へ島流した北条家が生活が上手くいかなくて救援要請して来た。それに対応するために樺太へ行ったら人喰い熊が大暴れしていた。それを退治して食糧を渡したら姫がくっついて来た。アイヌの人ともネンゴロになって一緒に来いと言うが断られてしまう。2022/07/16
T
9
本能寺の変から信長を救い、歴史を変えた黒坂真琴。信長がハワイへ赴く中、信長の時代を良しとしない朝廷が、信長がいない隙を見て動策を巡らす。さらには、樺太の北条氏からの救援要請によって真琴は現地へ赴くことに。歴史改変ファンタジー、第六弾。日本という枠組みを超え、世界に足を踏み出した信長。一方で真琴は、アイヌ民族との共存のため樺太へ赴く。朝廷とのいざこざや新ヒロインの登場など今巻も面白かったです。世界をも巻き込む歴史改変がどのような影響を与えていくのか。次回も楽しみです。2021/09/11
真白優樹
6
ハワイに遠征した信長不在の隙を狙いちょっかいをかけてきた朝廷と対峙したりする中、北条氏の救援の為樺太に向かう今巻。―――変化と共存、変わる世界で生き延びるために手を取り合え。 触れない訳にもいかぬ朝廷との対峙、そして史実よりも随分と早く始まる樺太開拓。世界が広がるからこそ、新たな変化と共存を求め始められる巻であり、円熟した面白さに新たな味が本格的に加えられていく、更に面白さ深まっていく巻である。果たして、アイヌの民族との共存はうまくいくのか。次に真琴の前に立ち塞がる問題とは。 次巻も須らく期待である。2021/08/29
ぷりん
3
キャラが薄くなってきたかな2024/03/20