烏は主を選ばない(4)

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烏は主を選ばない(4)

  • ISBN:9784065302798

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内容説明

「八咫烏」の一族が住まう世界ーー山内を統べる者「真の金烏」として、日嗣の御子の座についた若宮。
彼を亡き者とし、別腹の兄・長束を代わりに据えんとする策謀が明らかになりつつある。
折しも、若宮に娶せる妃選びの最中。桜花宮に住まう姫たちが若宮に謁見する数少ない機会である「端午の儀」ーー
若宮は信頼する腹心・雪哉と共に、ある「奇策」に出る。
その行動が意味するものはーー?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

空のかなた

18
雪哉大活躍の巻。そして若宮と雪哉。信頼し信頼された絆で段々と距離が縮まっていく。いい感じで微笑ましい。だって、私は真の金烏、という若宮の科白が好き。最後に雪哉がどうしても金烏にならないとだめなんですか?こんなに楽しかったのに、と顔を伏せて涙ぐむシーンはこの先の悲劇を暗示しているようで気もちが落ち込む。あとは端午の儀で、桜花宮の涼み台のシーンで四家の姫君の姿が一瞬だけ描かれる。原作から飛び出してきたような、そのイラストにうっとり。2023/05/21

にぃと

10
「単は似合わない」とリンクする端午の儀編、そのほかオリジナルエピソードが随所に挟まれるが、それによって山内の人々の暮らしや日常のなかでの雪哉と若君、澄尾との関係性が伝わってきて上手く表現できない感情の動きがある。原作からだいぶ膨らんできているので今どの辺かはわからないが、それでも後書きやいろんなところで物語のクライマックスが近いのかな、と思わせられる。このコミカライズがどこまで続くかと楽しみだし次巻にも期待したい。2023/02/23

毎日が日曜日

6
★★★2023/09/18

花桃

6
なんだかんだ言っても若宮に一生懸命仕える雪哉。賢いし、働き者だし、将来有望です。一年と言わずにずっと近習になったら安泰なのに・・・。5巻が楽しみです。5巻の発売予定は不明。2023/04/15

もだんたいむす

5
若君、本当に浜木綿が好きなんですね。好きが溢れ出ている。2023/04/03

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