日本はこうしてつくられた3 ~徳川家康 戦国争乱と王道政治~

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日本はこうしてつくられた3 ~徳川家康 戦国争乱と王道政治~

  • 著者名:安部龍太郎【著】
  • 価格 ¥1,188(本体¥1,080)
  • 小学館(2023/01発売)
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  • ISBN:9784093434478

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内容説明

戦国を終わらせた徳川家康と江戸の秘密。

長い長い戦争続きの戦国時代を終焉させた英雄・徳川家康。金ヶ崎城(敦賀市)などゆかりの地をめぐったほか、欧米の植民地化の危機にあった九州・長崎も徹底取材。
家康の時代から続いたキリシタンとの攻防が「戦国最後の戦い」=島原の乱で終結するまでの歴史を追う。さらに、
平和の礎を築いた家康の江戸での街づくりにも照射。東京駅至近の八重洲で発見されたキリシタン墓など最新の発掘成果を駆使して、世界有数の都市を築き上げた家康の功績を振り返る。
歴史の旅はこれだけにとどまらない。世界遺産候補になった佐渡で、江戸幕府の発展に寄与した金山の内部に潜入。歴史の光と闇にも迫ります。そのほか「鯖街道」「ヤン・ヨーステン」「江戸クルージング」「羽賀寺の十一面観音像」「気温37度の炎天下に登った後瀬山城」「横瀬浦」など、さまざまな史跡が登場。歴史の旅の醍醐味を感じることができます。
直木賞作家の著者が、実際に現地に足を運んで丹念に歴史を掘り起こした歴史紀行。旅はやっぱり楽しくて面白い!

※この作品はカラー写真が含まれます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鬼山とんぼ

1
安部龍太郎は最初、日本を根本から変革しようとした信長を主専攻テーマとしたが、次第に重点を家康にも移していった。その結果が『家康』に結実しNHKドラマにも影響を与えるほどになった。歴史作家はなべて現地への訪問取材を大事にするが、安部さんは図書館の司書経験があり資料集めの手際が良く、両者が合わさって説得力やリアリティーある作品に繋がっているのだと思う。このシリーズはまあ取材旅行の番外編という趣きがあって、気軽な旅行記にも見えるが、盛り込まれた情報は豊富で、なるほどと思わされる部分が多かった。2023/07/17

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