日本はこうしてつくられた2 ~鎌倉殿と北条一族 歴史は辺境から始まる~

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日本はこうしてつくられた2 ~鎌倉殿と北条一族 歴史は辺境から始まる~

  • 著者名:安部龍太郎【著】
  • 価格 ¥1,188(本体¥1,080)
  • 小学館(2022/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784093434461

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内容説明

鎌倉殿の足跡と辺境の日本史。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の舞台「鎌倉・伊豆」が第一章に登場。源頼朝と北条政子が出会った韮山の豊富な史跡を踏破!ドラマでは市川猿之助が演じた「怪僧文覚」の修行伝承地などに加え、頼朝が本拠とした鎌倉も徹底取材。 第二章では、歴史に埋もれた「十三湊と安藤一族」に照射。抹消された歴史を拾い集めます。さらに著者が作家になる誓いを立てた太宰の碑に40年ぶりに訪れた感動シーンも。安藤一族が支配した「道南十二館」の取材のため津軽海峡を渡り、安藤氏とともに津軽海峡を渡った「不動明王像」、30万枚以上の古銭が出土した「志苔館」。巨大城館「勝山館」の威容から北方史の謎に迫ります。第四章の牡鹿半島では、安藤一族や護良親王に加え、伊達政宗が建造したサン・ファン・バウティスタ号の故地を取材。戊辰150年で訪れた下北半島では(第五章)、新天地・斗南藩で苦闘する旧会津藩の足跡を「斗南會津会」の方々の案内でめぐり、第六章「しまなみ海道紀行」では村上水軍が跋扈した瀬戸内海の歴史を、サイクリングで島々を巡り、潮流の変化を船上から眺め、来島城跡からの絶景に息をのむ様を綴りながら、悠久の歴史に迫ります。

※この作品はカラー写真が含まれます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミネ吉

8
歴史小説家・安部龍太郎さんの歴史紀行。元は雑誌サライの「半島をゆく」という連載のようだ。タイトルから鎌倉時代を期待して手に取ったが、それに限らず室町~戦国時代あり、明治時代有りとバラエティに富んでいる。思っていた内容とは違ったが、北海道~青森あたりの北方史、瀬戸内海の村上海賊など、興味深い内容が多く読んで良かった。ぜひ行ってみたいと思ったのは、青森の津軽半島。岩木山神社、誓願寺山門の独特なデザインが目を引いた。安部さんは津軽の土着の風土から生まれた芸術と捉えているようで、その土地をぜひ体感してみたい。2023/12/11

鬼山とんぼ

2
前編と比べるとややボルテージが下がった。やはり邪馬台国とか戦国時代の方が謎解きの面白さがあって引き込まれる。とはいえ鎌倉は平氏系だった北条氏らが源氏から権力を奪うたくらみだったとか、悪辣で天下取りまで目指した伊達政宗とか、著者の小説とセットで読むと楽しめる話題が多く、それなりに面白くはあった。やはり個人が単独で行っても深い歴史探訪にはならず、地元の研究者がガイドしてくれないとだめですね。2022/12/22

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