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内容説明
豊富な事例、話しかけるような文体が魅力的な、ノンフィクションのロングセラー。
道は、いつできたのでしょう? どこからはじまっているのでしょう? 道のなりたちを知ると、人と人とのつながりが見えてきます。
並木の道、石の道、絹の道、塩の道。それぞれの道のふしぎな働きは、人の歴史をおしえてくれます。
人間は、どのように道を利用してきたのでしょうか? これから、どのように道とつきあっていけばいいのでしょうか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
papako
31
道の成り立ちなんて考えたことがなかった。そうだよな、ついこの間まで車ではなく、歩いたり馬に乗ったりして移動していたんだよな。道は車が走るものって思っていたけど、たかだかこの100年ちょいなんだもんな。オランダの街の道のことが書かれていたけど、日本にもそんな街ができてもいいのに。京都とか鎌倉とか川越とか。石畳の街道を歩いてみたい。2026/08/02
糜竺(びじく)
23
人が歩いて生まれた道が、物や文化を運び、暮らしと歴史を形作ってきた事を描いています。自然や人との関わりを通して、道を生きている存在として見つめ直し、道の成り立ちを丁寧に語っていました。道についての奥深さが伝わりました。2026/04/07
じょうこ
13
「歩くことは生きていることだ」。歩きながらふと気づいた。仕事も辞め、年もとり、ようやく気づけた。で、この本を読むと、ふだん気づいていなかった「道」が生き物のように感じられ…私よりも大先輩であり、識者でもあり、縁の下の力持ちでもあり、友でもある。「道はやさしい道でした」という項では、道の肌ざわり、道のにおいまで言及され、道のはたらきを単に説明する科学本ではなく、道の遠い遠い過去までに想いを馳せることができるロマン本だと思う。で、「道なき道を(ときどき)歩こう」と私は決心したのだ。(比喩的な道も実体の道も)。2025/05/29
びすけっと
12
2012年9月新装版刊。1984年刊。かなりの時代を経ても、子どもたちはじめ、私たちにも教えてくれることがたくさんの良書だと思います。日光街道の利根川に船を連ねて浮橋、いや浮き道を作っていたとは初耳驚き。さまざまな道の交差するところに市が立ち、またものが集まり、ひとが集まり町ができた。歴史を物語る地名が無くなっていることを憂う著者の言葉が響いてきます。私たちが思っている以上に昔から人々は道を使って動いていた。 網野善彦「日本の歴史をよみなおす」を再読したい。2014/12/17
ぐっち
12
道をこういう視点で見たことがなかった。石垣や街路樹、橋や水路。昔の人が歩いてきた道を思いつつ歩いてみるのもいいかも。2013/07/06
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