小学館文庫キャラブン!<br> 大阪マダム、後宮妃になる! 五祭期は豊穣盛儀動乱編

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小学館文庫キャラブン!
大阪マダム、後宮妃になる! 五祭期は豊穣盛儀動乱編

  • 著者名:田井ノエル【著】/カズアキ【イラスト】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 特価 ¥462(本体¥420)
  • 小学館(2022/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094072129

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内容説明

主上と偽寵妃、絶体絶命!?

蓮華が凰朔国の後宮に入り皇帝・天明の(偽)寵妃になってから、もうすぐ三年。前世の知識を生かしながら次々と事業を手がける蓮華の影響を受けて、今や後宮は大きく様変わりし、新しい文化が広まっている。
 このたび開催される、凰朔における秋祭りである天翔祭でも、これまでにない演物として神輿の行進を提案した蓮華。妃たちも盛り上がって一致団結、神輿計画は着々と進められていた。祭りの準備に忙しい蓮華だが、ずっと気になっていることがある。「正妃になってほしい」と天明に告げられてから、天明のことを考えるとどうにも頭が混乱してしまうのだ。
一方、重大な告白を蓮華にあっさりと受け流された天明も、気持ちの整理がつかず蓮華を避けるように…。
 そんなふたりのもとに、不穏な知らせがもたらされる。皇城に侵入者があったというのだ。そして――凰朔という国が、天明や蓮華の立場が、大きく揺らぎはじめる…!?
 大阪に生まれ道頓堀で死んだ記憶を持つ蓮華、最悪の事態にどう立ち向かう!? 転生×中華後宮物語、第五弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

38
前世の知識を生かし次々と事業を手がける蓮華の影響で新しい文化が広まっている凰朔国の後宮。しかし凰朔という国が、天明や蓮華の立場が大きく揺らぎはじめる第五弾。凰朔における秋祭りである天翔祭でも、これまでにない演物として神輿の行進を提案した蓮華。そして重大な告白で頭が混乱してしまった彼女と、あっさりと受け流されて気持ちの整理がつかない天明。そんなもどかしい二人の雰囲気も後半の急展開で全て吹き飛んでしまいましたけど、ここから雨降って地固まるとなるのか、どのようにして巻き返すのか、天明の頑張りに期待したいですね。2022/12/06

くさてる

21
いわゆる転生もので唯一読んでいるシリーズ。最初は大阪弁のマダム(というか未婚なのでレディだよね)が中華風異世界に転生したワンアイデアのドタバタを楽しんでいたのだけど、なかなか骨太な展開と好き心をくすぐるロマンス要素がはっきりしてきて、とても良いです。次回最終巻くらいでまとまってくれてもいいんだけど、もっと読みたい気持ちもあるなあ。登場人物皆に好感が持てて悪役のキャラ立ちもいい。続刊が楽しみです!2023/04/18

びぜんや

7
個人的な今回の見どころは籠城戦(!)。あのキャラがあんなところで活躍し、あのネタがこんなところで決まるなんて想像外。「“大阪マダム”でこんなにわくわくしてもうてええんか?」と戸惑いつつもアイディアたっぷりの展開にのめり込みました。中盤以降もドキドキが止まらない展開続きでノンストップ。それでも蓮華がどんどん窮地に追い詰められながらも持ち前のキャラがブレていないので、希望をもって明るく読めるところは好感度大ですね。もちろん蓮華と主上はんのすれ違いにもドキドキが止まらず、5つ星。★★★★★ 2022/12/18

めぐ

6
ふと思い出して続きを読んだ大阪オカン転生後宮コメディ。ベタベタなラブコメで遂に正妃に!?と思いきや後半一転、帝位簒奪を目論む紫曜、いよいよ仕掛ける。いや、分かってた事やけどな、悲しいなぁ、兄弟でそんなんなるんは…。いつの間にか次で完結していたので結構あっさり終わるのか、終われるのかここから。捕虜化してからの侍女ちゃんが頼もしすぎてカッコいい。戦う後宮妃球団もカッコイイ。かと思えばビリケンがあっさりやられた。見所もツッコミ所も満載な5巻。2024/02/16

万論

3
どんでん?わちゃわちゃしながら、どんどん進むストーリー。流石後宮、こんな事もアリだよね。2024/02/01

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