ZERO-SUMコミックス どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます: 1【電子限定描き下ろしカラーイラスト付き】

著者名：セレン【著】/碧貴子【著】/すらだまみ【著】

一迅社（2022/11発売）

• ISBN：9784758038256

内容説明

侯爵令嬢アニエスは、長年の片恋の相手であり婚約者である王太子・リュシリュールに婚約破棄を告げられる。彼の隣には恋敵の姿が。どうせ愛されることはないのであれば、捨てられ虐げられることしかないのであれば、だったら最後に……。家を、そして自らの自由と矜持を守るために取ったあるとんでもない行動で、しかし何故かアニエスはリュシリュールに執着されてしまう。意地っ張りで素直になれない二人の、縺れに縺れた恋の行方は……――？気が強い侯爵令嬢×拗らせヤンデレ王太子、意地っ張りな二人のすれ違いラブロマンス。描き下ろしRシーンを収録したコミカライズ第1巻が登場です！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[るぴん]

たぶん、おそらく、いや絶対王太子はアニエスが好きなんだよね⁈全くそれらしい描写はなかったけれど、かなり拗らせた面倒臭い性格なのと、政治絡みでそうしなきゃいけない事情があるんだろうけれど、この巻ではまだ背景が分からず。追い詰められて自暴自棄になったアニエスの泣き笑いの表情がかなり切なくて、泣きそうになった。個人的には王太子とくっついてほしくないなぁ…。

2023/04/24

[キリル]

許婚からの婚約破棄の宣告から始まる話。政争が絡むとなかなか大変だと分かる序章から、まさか潜伏先を見つけて軟禁するほど王太子が執着するのが意外でした。変装魔法中のアリエスが好きで、潜伏中に市場ではしゃぐ姿が可愛かったです。なので、せっかく逃げたのに連れ戻されてまた傷つけられるアリエスを見るのはつらかったです。バルコニーから飛び降りる寸前の二コマは印象的でした。"そういう"シーンもリアルに描かれていてそちらも意外。

2024/04/28

[bulbul]

美麗な筆致で爽やかで読みやすいTLコミックです。アニエスは悪女（？）で愛らしく、氷の王子様はチェリーでカッコ良く、リーリエの根性悪ぶりが見応えありました。ラストはアニエスの見開き落下危機に！！次巻も期待してます。

2022/12/03

[紗々(ささ)]

面白かったです。原作は読んでいたので、それを漫画で読めるのが嬉しい。アニエスがとても可愛い。リーリエ嬢の鬼の形相が凄くて笑ってしまった。殿下は漫画でも相変わらず。原作読み返しつつ、次を待ちたいと思います。

2022/12/13

[まなぴょん]

近年稀に見る名作なＴＬ。絵が綺麗。婚約破棄されたアニエス侯爵令嬢が美しくてスタイル良くて健気で可愛いくて色気が凄い…。伯爵令嬢の方が魅力的とか全く思えない。実は伯爵家の悪事を暴く為の婚約破棄で、ぎゃふんしてモトサヤ幸せエンドなのかなとか妄想しながら次巻が待ち遠しい。

2022/12/24