角川ホラー文庫<br> LAST 東京駅おもてうら交番・堀北恵平

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角川ホラー文庫
LAST 東京駅おもてうら交番・堀北恵平

  • 著者名:内藤了【著者】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • KADOKAWA(2022/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041125991

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内容説明

明らかになりだす、昭和と令和をまたぐ猟奇殺人事件。
柏村の後輩刑事・永田、謎の雑誌記者・明野はどこへ消えたのか。
柏村が生んだという「怪物」とは誰なのか……。
鑑識の桃田、資料課の浦野とともに死体売買組織「ターンボックス」の親玉を追うなか、
再び昭和のうら交番へ向かうこととなった平野と恵平。

「うら交番ヘ行った警察官は一年以内に命を落とす」
……二人にもとに、運命の時が訪れる。

大人気警察シリーズ、ついに完結!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たっくん

154
昭和の未解決事件。警察官バラバラ殺人事件、樫村巡査の後輩野上警察署永田刑事失踪事件そして明野カストリ雑誌記者殺害事件。東京うら交番柏村巡査の息子和則行方不明事件。殉職した柏村の遺品「毛髪と爪」。柏村が生んだ「怪物」・・東京駅界隈に出没する昭和の交番に迷い込んだ者は一年以内に死ぬという。令和、死体売買組織「ターンボックス」の黒幕を追う丸の内西署堀北恵平巡査、平野腎臓刑事にタイムリミットが迫る。謎の多い廃棄物衛生研究所創業者会長鵜野重三郎・・真相が明らかになった時哀しみが訪れる。シリーズ完結、面白く読了した。2023/08/26

タイ子

139
ついに完結となりました。死体売買組織の真相がやっと解明。昭和のうら交番に今一度行かねばならない事態が発生。けっぺいちゃんと平野が最後に向かう柏村の元。令和から昭和に行くことが出来れば、昭和から令和に来ることも可能なのか?!謎を追えば果てないが、この世には説明できないこともあるのかもしれない。だが、一つはっきりしているのは過去は絶対に変えられないと言う事。変えることができるのは未来だけ。予測不能なラストの中でこれほど感動と運命の不思議さ、そして満足感を味合わせてくれるとは。けっぺいちゃん、ガンバレ!!2022/11/26

ま~くん

120
「匣」とは何か、誰がなんの為に作り上げ、黒幕は誰なのか。最終巻で大団円を迎えたが、真犯人は以前から何となくアタリをつけていた。自分が犯した罪を背負う。自業自得とは言え、その修羅の道は想像を絶していただろう。でもあの人が恵平の○○だったのはかなり意表を突かれた。本シリーズ最大のサプライズだった。タイムスリップものだからあり得ない展開ではないのだが。警察官という仕事は大変の一言では片付けられない。それがよく描かれたシリーズだったと思う。作者には恵平をまた登場させる作品を是非書いて欲しい。期待して待っています。2023/05/15

のりすけ

104
けっぺーちゃんシリーズもついに終わり。このシリーズ好きだったから悲しい。けっぺーちゃんの性格の良さや社交性が事件を導いてくれる流れが良かった。周囲の人たちがけっぺーちゃんを慈しんでいることがヒシヒシ伝わって来て、それも全部けっぺーちゃん自身が繋いでいった縁で…。ひ、平野さんっ!!!そしてそして、そう来ましたか。2023/08/08

あっちゃん

98
えー!マジかー!とショッキングな展開に嘘だよね?嘘だよね?なんて思いながら読み進めラストはそういう事?と驚きの連続(笑)正直、ショックが多過ぎて肝心の事件の方がよくわからんとか( ̄▽ ̄)2023/06/09

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