魔女の宅急便 その2 - キキと新しい魔法

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魔女の宅急便 その2 - キキと新しい魔法

  • 著者名:角野栄子/広野多珂子
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 福音館書店(2022/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784834011746

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内容説明

魔女のキキと相棒の黒猫ジジの宅急便屋さんは2年目をむかえ、町の人にもすっかりおなじみになりました。1年前、ひとり立ちしてから、悲しいことやおどろいたこと、わくわくしたことなど、いろんなことがありました。運んだものも、見えるものや見えないものなど、さまざまなものをたくさん運びました。1年をぶじに過ごし、ふるさとの家に里帰りしました。そんなキキに大問題がもちあがり、キキは魔女をやめようか、と悩みます……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

90
杖のおじいさん、子供時代に行きつ戻りつのおばあさん、一見ファンタジーのようで、それは切ないリアル。元気な女の子だったキキが、淋しくなったり自信をなくしたり、少しずつ大人に近づいていく。「中心点行方不明病」のカバの子みたいにふわふわ足元が頼りなくなったら、自分のしっぽを探してみよう。「未来」の詰まった種を大地に蒔こう。前向きになれるラストがとても良かった。この巻だけ絵が広野多珂子さんで、少し可愛らしいイメージ。2016/07/20

kaizen@名古屋de朝活読書会

60
第二話では カバ 空色の鞄 森の窓 シャツ 赤ちゃんの写真 おしゃれの自分 黒い手紙 りんご さんぽ 赤い靴 町の女の子 おいも 運動靴 湯たんぽ 種 を運びます。 運び屋さん。絶好調2013/04/20

むっちゃん✿*:・゚

43
昔、姉から誕生日か何かのプレゼントで貰った本。20年ぶりの再読ってことになるのかな…?(笑)今回もキキが大活躍♪トンボさんやオソノさんなど優しいコリコの町の人に囲まれて、楽しそう。でも今回は後半からスランプ(?)に!魔女もスランプに陥るんだなーと思う(笑)最後には飛べなくなるスランプからも脱出し、くしゃみの薬を新たに作るという成長ぶりも見せていただき…良かったねーと軽く親目線(笑)キキとトンボさんの今後も気になるし、ジジとベチちゃんの今後も気になる(*´艸`)2016/11/28

美葉

28
優しいお話たち。 特に、さんぽを運ぶお話がよかった。おじいさんが残したものは、きっとこれからもずっと残り続ける。最後まで優しいおじいさん。切ない。 そういえば、私もヤアくんみたいに、小さい頃は、よく木に登ってたなあ。木の声、いつか聴いてみたい。 くしゃみの薬のうた、声に出して読んでみると、ふんわり優しい気持ちになって、元気がわいてきた。もしかしてこれは、魔法の力? 次巻も、キキの成長が楽しみ。2020/09/24

うめ

28
映画ではあまり描かれなかった親子の絆がとても愛おしい。やりなさいって頭ごなしに叱るより、やりたくなるまで待つ。だけれども、然るべき時にはしっかり教える。難しいけれども、一番効果的な姿勢なのかなと。本に限って言えば、若い頃に読みたかった、って思う本より、今読めて良かったって事の方が多いもの。有名文学作品に挑戦するのも、遅すぎる、なんて事は無いんだよなって、キキ達に背中を押された気がする。物語って偉大。2018/06/09

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