内容説明
「ブロッケン」というのは、ドイツにある山の名前。毎年4月30日の夜に、悪魔と魔女が大集合するといわれる「ヴァルプルギスの夜祭り」で有名な山なんだ。この物語では、そんな山の森にすむ、ちっちゃなちっちゃな女の子ミニーが、どうぶつたちと力をあわせて、いろんな出来事をかいけつしていくよ。ミニーはちっちゃいけれど、とってもたよりになる子なんだ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
44
ブロッケンといえば巨人を思い浮かべるけど、このお話の魔女ミニーはとってもちっちゃい!黒猫を肩に乗せるどころか、ヤマネコに乗ってお出かけする。絵がほわほわと可愛くて絵本みたいだけど、ハイネやゲーテが登場する辺り大人の遊び心にもささる。2023/10/03
Midori Matsuoka
6
ももろさんの挿し絵勝ち!なかわいらしい物語。ドイツの森に住む小さな女の子ミニーが魔女になるお話。ドイツならではの食文化やお祭り、実在するブロッケン山や詩人のハイネやゲーテまでもが登場し、ドイツの香りを感じながらお話を楽しめる。 魔女になったミニーの奮闘ぶりがなんともかわいらしいんだけど、そのかわいらしさがももろさんの挿し絵のイメージぴったり。いいお話に出会えたー。2022/11/05
希咲(きさ)
2
実在するドイツのブロッケン山を舞台にした、かわいい魔女のお話。お話も絵も全体的にかわいくて癒されるし、あっという間に読めてしまうので、ミステリー小説の間に箸休め的に読むのもおすすめ笑 2022/11/30