幻冬舎文庫<br> 錨を上げよ <一> 出航篇

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幻冬舎文庫
錨を上げよ <一> 出航篇

  • 著者名:百田尚樹【著】
  • 価格 ¥721(本体¥656)
  • 幻冬舎(2021/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344428980

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内容説明

著者初の自伝的小説!


『永遠の0』『海賊とよばれた男』を凌ぐ 怪物的傑作、とうとう文庫化!


一生に一作しか書けない小説。『錨を上げよ』には私のすべてが詰まっている。
――百田尚樹


●あらすじ
戦争が終わってちょうど十年目、空襲の跡が残る大阪の下町に生まれた作田又三。
不良仲間と喧嘩ばかりしていたある日、単車に乗って当てのない旅に出る。
しかし信州の山奥の村で暴漢に襲われて遭難、拾われたトラックで東京へ。
チンピラに誘われて組事務所を手伝うことになるのだが――。
激動の昭和を駆け抜ける、著者初の自伝的ピカレスクロマン。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミッフー

103
「永遠や海賊を凌ぐ」の見出しに釣られ本屋にて衝動買い❗️ん⁉️何じゃこれ⁉️どうやら百田氏の自叙伝みたい🤔いやいや💦武勇伝😅その昔社会人駆け出しの頃、先輩からよく聞かされた言葉✨「まだ現役のオーナーが自叙伝を書く会社の株は売り❗️」まさにそんな一冊みたいやないかいな😫日経新聞朝刊最終紙面で連載されてる「私の履歴書」大概は「私は昔劣等生」「若い頃は無鉄砲で」あんた今成功してるから余裕でそんなん言えるだけやん❗️この本にもそんな臭いが😱でも段々面白くなってきたから我慢して二編に続き読み進みます✌️2020/07/02

いたろう

76
本作は、単行本で出版されたのが2010年。百田さんが50歳で「永遠の0」で小説デビューした2006年の4年後になるが、実際にこの小説が書かれたのは、それより20年以上前の30歳頃のことだという。これは実質的な処女作にして、百田さんの小説中で、最も分量が多い小説。そもそも、発表のあてもなく、原稿用紙2400枚もの小説を書いていたということに驚き。物語は、百田さんの分身と言える作田又三の人生。これが全4作の1冊目め「出航篇」は、幼少期から高校3年、就職先が決まるまで。さて、これから又三はどうなるのか。次巻へ。2019/12/03

湯湖

58
私も褒められた人生を送ってきたわけではないけど、又三が全く理解できない。こんな人、ホントに居るんかいな?単なるダメ人間じゃん。そして、あとがきでのネタバレやめろ。まだあと3冊あるんですけど(怒)。ネタバレに負けずに次巻へ。2023/05/01

けぴ

54
400ページ弱の本ですが、1ページの文字数が多く読むのに時間はかかる。しかし読みやすい文章で、ぐいぐい引き込まれる。昭和30年生まれの作田又三の高校までを描く第一巻。著者の自伝的小説で、バイク旅行したり、喧嘩をしたり、恋愛したりの一つ一つのエピソードに血が通っている。今後が非常に楽しみ!2022/02/13

reo

49
百田さんの自伝的小説。昭和三十一年主人公の作田又三(百田さん)、生まれたのはいいのだが、産声を出すのを忘れw産婆さんかに逆さづりされ尻を叩かれ、初めて産声をあげるところから始まる。小学校から悪ガキのなかでもトップクラス。中学校に上がると更にその素質に磨きがかかり手の付けられない不良少年へ。だが作田少年は群れるのを好まず、勉強もせずやが不思議に女には持てた。そこから県下最低の偏差値の高校に進学する。そこでも留年し無茶苦茶なんやけど、この頃から偽善が大嫌いな性格が垣間見られ何とのう憎めない。次巻座礁編へ。2024/12/30

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