内容説明
魔法使いとドМ刑事の関係はどうなる!?
正体を暴かれ、八王子から消えたマリィ。小山田刑事は彼女が残した婚姻届に迂闊にも署名してしまい……。正真正銘、シリーズ最終巻!
※この電子書籍は2019年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゅーん
18
東川さんらしいユーモア溢れる、魔女と刑事のコメディ・ミステリー完結。楽しく読ませていただきました。2023/03/01
きょん
15
相変わらずのドタバタラブコメ風ミステリ。筆圧を利用したダイイングメッセージの二転三転する扱いが面白かった。マリィと聡介の結婚エピソードは割と軽く終わってしまった。するっと「奥さまは魔女」的になタイトルで再開しそう。2022/11/10
くろねこ
11
登録し忘れてたシリーズ最終巻。 前巻もラストっぽいタイトルだったけど、今回はホントにラストでした。 最後までゆるーいミステリーで気を抜いて愉しめてよかった🙌🏻2022/11/30
ハゲおやじ
10
お気に入りの作者。とうとう 完結。前作で おしまい って感じだったんだけどなぁ…。マリィと聡介は絶妙な関係だったので やっぱりそうなるよねぇ。短編4つの構成で、犯人も犯行も先に提示されて 犯人を追い詰める形式(こういうの何て言ったのか忘れたけど)。「五本の傘」は、ちょっと偶然が重なり過ぎかな と思うけど、現実には有り得ない設定だから 細かな事は考えずに読むのがベストだね。この緩さが私には合っているんだなぁ(って どうでも良いね)。そうそう、表紙に 私の好きな椿木警部が居ないのは なぜ?2023/02/25
アヤ
7
八王子を舞台に殺人事件が起こる連作短編集。刑事のバディが魔法使い。魔法という飛び道具がありながらも、証拠は見つけて事件解決。これ定番。今回はマリィと聡介の関係に和んだ。落ち着くところに落ち着いて良かった。マリィがめちゃくちゃ可愛かった!2022/10/11