文春文庫<br> 魔法使いと刑事たちの夏

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文春文庫
魔法使いと刑事たちの夏

  • 著者名:東川篤哉
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 文藝春秋(2017/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167908423

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内容説明

『魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?』で大暴れした魔法使いのマリィと、八王子署の変態刑事、小山田聡介が帰ってきました!

小山田邸で家政婦として働くことになったマリィ。
家事をしながら、聡介の持ち帰る事件に首を突っ込む。

「また殺人事件? 犯人が誰かぐらいは、魔法で教えてあげられるわよ」
「いや遠慮する。いつまでも怪しげな魔法に頼ってばかりじゃ、刑事として情けない」

拒絶されながらも聡介のために箒で奔走するマリィ。
そして、マリィの三つ編みが青白く光るとき、かならず騒動が……!

【目次】
魔法使いとすり替えられた写真
魔法使いと死者からの伝言
魔法使いと妻に捧げる犯罪
魔法使いと傘の問題
解説 魔法使いと倒叙法の魅力 青柳碧人

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

69
シリーズ2冊目までは魔法そのものはあまり意味を持っていなかったことが確認できたと思う。100円未満で売られていたら買おう。2017/06/03

hnzwd

56
シリーズ第二弾。主人公の家で家政婦として働く魔法使いマリィによって、犯人を自白させ、最初から犯人が解っている倒叙形式に、一つプロセスを追加している、という解説は納得かも。実際には、解決後に犯人に反撃され、最後は魔法で解決という、定番オチっていうプロセスも追加されてる気がしますが。2017/05/30

ハゲおやじ

39
お気に入りの作家なので2作目を読む。前作はイマイチの感じだったけど 本作は面白かった。短編なのもスッキリしていて良い。解説にも書いてあったけど、コロンボや古畑と同じ形式で私には合っていた。(って、前作も同じ形式だったから、単純に前作がイマイチって私の読む状況だったのかもね)何となくだけど、小山田とマリィの関係も近づいて来たみたいでイイ感じ。でも、マリィの年齢設定は?だったなぁ…。次作の題名を見ると完結?みたいだけど、まだまだ続けて欲しいシリーズなんだけどね。軽いけどチョイ本格って好きだな。2017/08/20

はつばあば

38
一巻に同じ。読みたい方差し上げます2017/06/30

たち

34
刑事コロンボのような倒叙ミステリーです。主人公の刑事小山田君は上司で熟女の椿木警部に叱られるのが好き、という変態ですが、なかなか頑張っています。だけど詰めが甘い…。それをいつも助けて(たぶん)いるのが、小山田家の家政婦で魔法使いのマリィ。このキャラクターたちがとても魅力的で面白かったです。そして、何故か、犯人たちも憎めない。2023/02/06

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