しゃしん絵本 小さな生きものの春夏秋冬 テントウムシ

著者名：新開孝【写真】/池田菜津美【文・構成】

ポプラ社（2022/09発売）

• ISBN：9784591172681

内容説明

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大きな写真でテントウムシのくらしを季節ごとに追う写真絵本。野草の上にちょこんとのっているナナホシテントウはとってもかわいい！　でもほんとうは、アブラムシをがつがつ食べる大食漢です。また、幼虫が羽化するようすはとても神秘的。美しい写真で、テントウムシの魅力にせまります。巻末では、テントウムシのくわしい生態や観察のしかたなどをくわしく解説しています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[猿田彦]

私のげんこつより大きくアップしたテントウムシのお腹。つやつや黒光りして真っ黒な鎧を着た合金ロボットのよう。捕まえると出る黄色い汁はおしっこと思っていたけれど、身の危険を感じると足のふしから出る臭くて苦い汁だそう。小さいけれどそうやって身を守っているんだね。そして好物は花木に付くアブラムシ。日に100匹も食べると言う大食漢です。でもカキやリンゴなど甘い物も大好き。私たちが一生懸命に日々を営むように、小さな昆虫たちも頑張って生きていることに感動します。

2023/10/17