ひとりでしにたい(5)

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ひとりでしにたい(5)

  • ISBN:9784065290828

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内容説明

既刊全巻続々重版中。第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞作品は、緊迫の第5巻へ!

悠々自適の老後を過ごしていたはずの伯母がまさかの孤独死。山口鳴海(やまぐちなるみ)、35歳独身、美術館学芸員の人生は婚活から終活へと急旋回。よりよく死ぬにはよりよく生きる。最終&絶対王者を目指し、相棒のおキャット様・魯山人とともに黄泉(よみ)へと激走する物語が始まった。

職場では官庁から出向中の若きエリート、NASDAQこと那須田(ナスダ)くん独身が、迷走する鳴海になぜか興味を示す。年下の男に興味を持ってもらおうと鳴海を煽るナスダ。その結果はラブには向かわず、ふたりは終活仲間に。墓へのツアーや鳴海両親への説諭を経て、絆は深まったに見えたが――!

この第5巻では、保険の見直しをめぐって鳴海の元カレ、ケンちゃんが鬼詰め大活躍。不穏な空気が生まれるなか、どこまで行っても「ただの同僚」であるナスダに、鳴海は決定的な暴言を吐いてしまう!

現実を忘れさせない、向き合わざるを得ない、この漫画がヤバい第1位。――と言っていたらTBS「ラヴィット」で「子供に読ませたい漫画」第1位にもなっておりました! みんなで生きればこわくない!

月刊モーニング・ツー(講談社)で始まった連載は、コミックDAYS(講談社)に媒体を移し、隔週日曜日に更新中。

講談社FRIDAYデジタル&FRaU&mi-mollet、読売新聞、朝日新聞telling.、扶桑社SPA!オンライン、産経新聞、楽天証券トウシル、LIFULL介護tayorini、神戸新聞、ねとらぼ、日刊工業新聞、クリーク&リバー社CREATIVE VILLAGEなどで、作者インタビューほか関連記事が配信されました。(2022年7月現在)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りー

24
身に詰まされるお話が山ほど。うふふふふふ(゚∀゚;)。でもねぇ、人間にはファンタジーと現実の境目で生きるバランス感覚が必要なのよ??ねぇ、那須田くん。それができないと、生きてる→生存に成り下がってしまうのよー。2022/10/15

ochatomo

13
『他人に対して雑な意識のままじゃハードモードステージをクリアできるわけない』 終活トピックスは一段落して、興味がないと聞けない自己中という内面へ向かって分析する  裏カバーには『終活をすると“自分が知れる”』 コミックDAYSで隔週日曜更新中 初出2022年 2022刊 原案協力と名前が挙げられるドネリー美咲さんは主人公モデルだそう https://bunshun.jp/articles/-/41916?page=32022/10/04

aisu

10
昔入った保険の見直しで、元カレに会う。自然消滅だったと思っていたら、自分が自覚なく元カレをぞんざいに扱い傷つけていたのだった。一方で那須田の過去やトラウマ…。2025/06/21

みっき

9
元カレ続きからのなすだくん不機嫌。対岸の火事があなたにも燃え移ってるかもしれない、にドキリ。2022/10/15

kei

8
老親のいる30代のリアルなあるあるが毎回出てきてそれだけですごい情報量なのだが、加えて適切な支援につながることの大切さをきっちり毎回説明し、おちいりやすい罠を先回りして解説してくれており、これは現代のコメディ漫画のフリをした厚生労働省の啓蒙漫画なのではないか…2022/09/30

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