今日を楽しく生きる 「寂庵だより」2007-1998年より

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今日を楽しく生きる 「寂庵だより」2007-1998年より

  • 著者名:瀬戸内寂聴
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 祥伝社(2022/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396617813

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内容説明

書くことが生きることであり、生きることが書くことであった。生即是文、文即是生の驚嘆の記録。―平野啓一郎 『源氏物語』を完訳、心弾む七十代、充実した時期の随想を収録。 明日は何が起こるかわからないのだから、そこに美しいもの、愉快なものが待ち受けていると思う方が、今夜の眠りは安らかである。(「知らぬ月日」より) その時、骨身にしみて辛いと思った経験も、歳月が経ってふり返ってみると、あの時、ああいう目にあったからこそ、いまの自分があるのだと、思えるようなこともある。人生の幸運、不運も、考え方の視点を変えれば、案外逆だったりすることもある。長く生きるということは、自然にそういうことがわかってくるらしい。(「見るべきものは見つ」より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ろっか

6
「何ごとも、度を越せば見苦しい。すべてほどほどが美しいのである」寂庵だよりを編集した随想。源氏物語を完訳した七十代の寂聴さん。私はこんなに元気でいきいきと年を取れるだろうか。「怨みに報いるに怨みを以てすれば、怨み尽きることなし」釈迦や世阿弥、らいてうの言葉が印象的。巻末の秘書の解説が心に残った。「あんなに聞いていた声も、今は耳の中からどんどん消えていく」2022/09/29

すうさん

5
寂聴さんの「寂聴だより」第二弾を読破。最初に読んだものよりも年齢についてのことや死についてのことが少なくてほっとした。収録されたものは1998年から2007年までで寂聴が70歳後半から80歳前半まで。つまりまだ彼女がバリバリ働いていた頃だ。その年齢でも仕事に忙殺されていたことはよくわかる。それでいてアメリカの9.11が起こり、仏教徒や作家として自身で新聞に大金を払って意見広告など載せていた。寂聴という作家の素晴らしさはそうやって時代を感じて、常に自分の意見を社会にむけ行動し続けてきたということだと思う。2022/08/26

chuji

1
久喜市立中央図書館の本。2022年5月初版。初出「寂庵だより」1998年~2007年。瀬戸内寂聴さん初読み(瀬戸内晴美さんを含む)でした。2022/07/15

なかちゃん

1
寂聴さんが70代半ばから80代半ばに書かれた「寂庵だよりささ」の随筆。海外に行かれたり、当時起きたニュース(事件)について書かれていていて、あっという間に読み終えました。2022/05/05

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