内容説明
乱世が生んだ中国的レトリックの精華。後漢末(2世紀末)から東晋末(5世紀初)、「清談」が流行し、竹林の七賢が現れる。エピソードの集積による、魏晋の貴族の機智あふれる逸話集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうきなかもと
9
おもしろい。 気の効いた会話のやり取りが読める。竹林の七賢とか出てくる。 清談とは何か。読み味わえる\(^o^)/2017/05/02
garyou
3
おもしろいぢやないか、世説新語。小ネタのオンパレードで、おなじ人が何回も何回も出てくるから、なんだかおともだちになつたやうな気分さへしてしまふ。ほんとにおもしろさがわかるには、中国の古典によほど親しむ必要があるのだらうとは思へども、親しんでなくてもおもしろい。2014/02/10
すいれん
1
明治書院のに比べて断然読みやすい。平凡社の古典文学体系より断然詳しく。系図も親切丁寧。さくさく読めました。収納考えると一冊にまとまっている方がいいんだけどな〜と思わないでもないです。2014/05/26