東洋文庫<br> 論語集注 2

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東洋文庫
論語集注 2

  • 著者名:朱熹/土田健次郎
  • 価格 ¥4,290(本体¥3,900)
  • 平凡社(2022/07発売)
  • ポイント 39pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582808506

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内容説明

『論語』注解史上「新注」と呼ばれる画期を成し、東アジアの儒学史に最も大きな影響を与えた朱熹の代表作。朱子を批判した仁斎『古義』、徂徠『徴』の注解も加え併せ論じる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうきなかもと

6
論語を何度も読んでいる人向け 朱子の論語集注に、仁斎、徂徠の意見もついている。朱子のコメントは、原文、書き下し文、現代語訳と、用語の注釈までついているが、仁斎、徂徠のコメントは現代語訳のみ。 また論語本文は、原文と書き下し文のみなので、論語初心者にはおすすめしませんm(_ _)m……が、 「子曰わく、仁遠からんや。我仁を欲すれば、斯に仁至る、と。」なので、めっちゃがんばれば、大丈夫かも2015/08/20

Nemorální lid

2
本著では公治長第五から泰伯第八までを注解。「子曰、仁遠乎哉。我欲仁、斯仁至矣」(p.298)と言う語句に対し、朱子、仁斎、徂徠の解釈が分かれているのが奥深さを感じる。「「仁」とは、心の徳であって、外にあるのではない」(p,298)とする朱熹に対して「心は薪、仁は火のようなものであって、自分の本性の善性をもとに求めれば迅速に至る」(p.299)と語る仁斎、そして「天下を安定させるのが仁の働きであり、本来は遠いものであることを言う」(p.299)と飽くまで先王の道と結びつける徂徠、それぞれがそれぞれで面白い。2018/10/23

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