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内容説明
大正10年11月4日、首相暗殺。紡が未来からやってきても、歴史の流れは変わらない。それでは自分が大正時代にいる意味は何なのか――。そんなことを考える紡に対し、唯月の想いにも変化が起きはじめて…。次にくるマンガ大賞2022 コミックス部門にノミネートされた、令和JKと華族令嬢が紡ぐ大正漂流物語、第3巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
乗合自転車
4
読んだらプリンが食べたくなる（かも）2022/09/08
びぜんや
4
初野が食いしんぼうキャラの道をまっしぐらに歩み、紡は汚れキャラとしての地歩をしっかり固めちゃった気がしますね。盛り上がったところからひとコマで冷めたり、シリアスな場面から一気にお気楽な場面になったりと緩急自在で、大正貴族モノとして欠かせないシリアスな場面もうまく中和して見せるあたり、作者がすっかりこの作品を手の内に入れたな、という感じがします。ラストは旭の予告通りにドキドキするような衝撃が投下されてのヒキ。作者の掌で踊らされる快感を味わえる一冊で、５つ星。★★★★★＋ ＋はカバー裏の牛若丸初野の分です。2022/08/31
らざあし
2
面白い。大正時代の倫理観と、現代のジェンダー観がうまくせめぎ合ってる。当時の令嬢がこの道を歩むということの重さと時代背景の不穏さもかなりマッチしている。それでいて全体像はまさしくきらら4コマ軽い読み口…いやマジで面白いな。大正時代のSをテーマにした百合漫画は数あれど、Sを下敷きにタイムリープ百合4コマ漫画にするのは手間がすごいかかっている。あと地元の話題が多くて楽しい台東区民。2023/01/02
クロユリ
2
大正時代にタイムスリップしてしまった現代の女子高生・紡と大正時代の上級貴族令嬢・唯月を中心としたタイムスリップガールズストーリー第3巻！大正時代という身分に厳しく難しい題材にもかかわらず次々と魅力的なキャラ達が登場し、時代に即したシリアスを挟みながらもそれでも楽しいお話が展開される様子は作者さんの実力と登場人物たちへの愛が感じられ、今巻もとても満足感をもって読み終えることができました！百合度も濃厚で今後の展開から目が離せません！2022/09/01
Yamineiko
1
博覧会でヒトの胎児のアルコール漬けが出てくるところで笑っちゃった。きらら系漫画…… 現代の女の子の主人公・紡と、大正時代の女の子たちとのギャップがたびたび出てくるのが面白い。 私は歴史についてはあまり詳しくはないのだけど、きちんと調べているんだろうなと思う。 ブルマを大正当時のものじゃなくて、読者のために萌え漫画でよく見かけるほうにしましたっていうのも笑ってしまった。 なかなか続きが気になるところで次巻に続いてしまった。早く続きが読みたい……2023/06/19
