内容説明
「アイザック・フォン・ヴァルトミュラーという名の職員はいない」。亡きヘルマンからのメールを受け取った奏。アイザックもまた自らの使命に決着をつけようとしていた。アイザックを信じたい奏は彼の真意を探るため、共に御岳山に登ることに。奏の心臓を狙うケヴァンとジュードは、新たな刺客ギドを送り込む。黒い心臓の正体と〈地図にない国〉の物語がいよいよ明らかに!? 旅立ちのときを迎えた奏とアイザックの関係はどうなっていくのか? シリーズ第4弾!
目次
序章
第一章 心臓を返して
第二章 お犬さまの山へ
第三章 暗殺者の森
第四章 国境の消えた国
第五章 ギド
第六章 踊る破壊神
第七章 さよなら、カナデ
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅羽
5
シリーズ四冊目。第一章の完結編。遂に来たアイザックとの離別。これまで敵か味方かで揺らいでいたのが一気に動きました。そしてアイザックの後に奏についたケヴァン。彼は何となく奏側になるような気がしてました。お人好しにも命を救っている事ですし。そしてアドルフはやっぱりあの方だったんですね。2013/06/30
古河
1
ケヴァンかわいいよ 2013/01/27
聖陽ひなた
1
ようやく奏も自分に移植された心臓と、前の持ち主、ケヴァン、アイザックたち超騎士たちの置かれた状況を理解し当事者に。主人公なのに、当事者になるまでが長すぎだ、この現代っ子め!!お犬さんも味方に付けたことだし、せっかく永らえた命を守るためにがんばれ~。2011/01/26
punto
0
追記。2008/08/04
立花真幸
0
★★★☆2010/10/27