内容説明
閉ざされた国“アースガルズ”を開く鍵は、「ロキの隠匿石」と呼ばれる石版。古の超騎士が残したメッセージのままに、石版のありかを知るレディ・ラムを捜す奏とケヴァン。石室に刻まれた記号を手がかりに古代遺跡を訪れた奏の「黒い心臓」は岩刻画を解読し、新たな手がかりを得る。同じ頃、奏を追って北海道へ来たアイザックは、支笏湖で突如現れたパレードとともに姿を消した姉を探す少年と出会う。その不可思議なパレードを実際に目にすることになったアイザックは、姉を見つけて連れ戻そうとする少年を追って湖に引きずり込まれた。そこで目にしたのは閉ざされた湖底都市だった。
目次
第一章 ロキの足跡
第二章 湖底都市
第三章 坊ちゃんの陰謀
第四章 もうひとりのアドルフ
第五章 ローソク岩に火をともせ
第六章 青い炎の道
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅羽
4
後編になりましたが、事態は終息するでもなく次巻へ持ち越し。ラムの正体も次へ持ち越し…。まさかあの支笏湖の底に街が沈んでいたとは驚きましたが、アイザックさん、無事に救出されますように。それから今回、寂しい事に挿絵がなかったのですが、本来の姿に戻ったケヴァンが見たかったです。2013/09/04
京桜
1
燃えたのは海の上だし、ラムも「??」だし、そもそも上下巻でまとまってないし。って、まぁお約束ですよね!北海道の古代文明に対峙するにあたり、伏線を張りまくった感じ。そしてアドルフ、ケヴァンになんてことしてくれてたんだい!?そんななか垣間見えたケヴァンの葛藤。アドルフの歪み。もちろん、アイザック、奏、内海、美咲、アレクセイ遼太郎の今後の展開が気になる(思う壺……)2011/02/15
punto
0
追記。2008/10/04
立花真幸
0
★★★☆2010/10/28
香穂
0
再読。2010/02/02