内容説明
女子高生作家デビューの夢を目指して、神宮司桜子は改稿に取り組み、
完成した『柵(しがらみ)』をWEBで公開する。
桜子の小説は編集者の目に止まり、順調にデビューが決まるが、
発売された本の売れ行きは思わしくない。
落ち込む桜子を高屋をはじめ『ルナノート』編集部員と、
星読みの家族が温かく支える。文庫書下ろし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寂しがり屋の狼さん
98
シリーズ2冊目📖桜子の小説『柵』が編集者の目に留まり、順調にデビューが決まるが、発売された本の売れ行きは思わしくない。落ち込む桜子を、高屋をはじめ「ルナノート」編集部員と星読みの家族が温かく支える…(◕ᴗ◕✿)「つくるなら、『売れるもの』じゃなく、『自分なら絶対買ってしまうもの』をつくる。これって、似て非なるものなんだ」作中より…なるほど2023/09/23
雅
82
サクサクと読み進めれた今作。困難な状況で、人の意見に素直に耳を傾けれる人間でありたいな2022/12/26
イスタ
74
望月さん6冊目。今回は占星術の専門的な話は控えめで、高屋くん率いる出版業界のことがよく分かって良かった。占星術では やっぱり月は重要だよね。私は乙女座の月。細かいことに気が付いてしまうけど、そこは仕事では重宝してると思う。よく気がつく人とか何でもコツコツと丁寧にできる人は やっぱり乙女座か6ハウスに何かしら天体が入ってそう。土星は けっこうやられるよね笑。トランジットに土星がきてると何かしら試練が…。でも、そこで修正きかなかったらトランスサタニアンに強制的に軌道修正されちゃう方がよっぽど怖いけど。。2023/07/20
佐島楓
74
シリーズ第2巻。小説を書いてデビューしようとなさっている方にはヒントになるような情報が書いてあるかも。人間関係の進展も1巻で感じたより速い。肝心のふたりがくっつく展開はまだまだ先のようで……でも、星占いって昔一時期凝りましたけど、妙に当たるのはなぜでしょう不思議。2022/07/19
本詠み人
67
西洋占星術を日常に役立てることや小説を創作する苦労、出版までのあれこれが描かれていて、とても興味深い*°♡望月麻衣さんの作品を読むと、私も占星術が理解できるようになりたい!っていつも思う🥺分かりやすい星座ごとの一言コメントはあるのだけれど、主人公の桜子のようにもっと言葉の拡がりがほしいのです。出生図まではアプリでも作れますが詠みとくのがなかなか難しい💧2022/08/06