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内容説明
毛沢東時代以来の自給自足経済を改め、人民公社を解体するなど、農村改革で頭角を現した趙紫陽。胡耀邦総書記のもとで首相として経済の舵取りにあたり、のちに総書記となるが、自由化や民主化に傾く趙紫陽や胡耀邦に対し、守旧派はあの手この手で改革の妨害を試みる。そして悲劇が起こるのだった。80年代の中国の要人たちの理想と思想、そして生々しい人間関係や感情までをつぶさに語り伝える、世紀の「遺言」。(解説・日暮高則)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うたまる
1
「階級闘争を中心とした政治宣伝は、国民を改造と管理の対象として扱ってきた。そのため政治宣伝で論証や説得といった手法が用いられることは一度もなく、威圧とレッテル貼りに終始した」……長老たちが80歳を超えて尚、権力を手放そうとしないのは何故なのか。また、どんなに不興を買っても人民に自由を与えないのは何故なのか。それは恐らく文化大革命の記憶、理不尽な私刑の記憶が原因だろう。一方、人民側も大躍進時の大量餓死や幹部連中の腐敗を決して忘れはしまい。つまり、このチキンレースで両者が無事でいる未来なんて無いということだ。2022/12/31
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