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内容説明
失踪した仲間・ヴァニーを捜す長い旅がついに決着し、「クィン・ザザ」メンバーは本格的に損壊した船の再建に乗り出す。新米技術者・ネネッタと船員・ヒーロの奮闘により、ついに新生「クィン・ザザ」号の設計図が完成する。しかし、船の完成に必要な二つ目の「龍の震臓」は、非常に希少で高価なレアアイテム。手に入れるための方策が思いつかず、頭を悩ますメンバー達に、船長代理・クロッコが提示した「一つの心当たり」とは――。「未来」への旅立ちの鍵は「過去」にある! 時を超えた再会が、ミカ達を待つ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
六点
98
前巻の「王(女)の帰還」にまつわる、冒険譚から、今回は先々代クィン・ザザ号から震臓バラストを回収せんとしたら、龍が船体を乗取っていたという、怪談ぽいお話。まさか軟体生物のフェイスハガーなんかが出てくるなんて思いもしませんでしたよ。本筋の怪談話よりよっぽど怖かったのは秘密である。次巻からは龍の生息調査か、航路に現れた龍の殲滅か…と、言うお話である。もう料理ネタは抜いていこうという感じである。2022/08/31
こも 零細企業営業
39
今巻は料理は2つだけ。 新しい船の動力源を確保するために沈んだ初代の船を探しに行くと、、幽霊船になっていた。そして乗り込んでみると、、龍がヤドカリのように取り憑いていた。何か小さい奴らが沢山出て来て襲ってくるけど、本体は上部の方にいるらしい。その龍にモリを撃ち込むためにミカは小型艇に乗り移って龍の正面に回り込みモリを撃ち込む事に成功するのだが、、龍の急所では無かったようで逃げられてしまう。それでもミカは小さい方の龍を確保して塩漬けに、、姿まんまだぞ?もうちょっと萎まないのか?でも、保存にはいいらしい。。2022/07/11
魚京童!
34
白鯨読めよ!白鯨の世界を読みやすくしただけだろう!!!あの重厚で意味のない言葉の羅列を読めよ!わかりやすい言葉に騙されてるんじゃないよ!!!もっと分かった気になって、わからない言葉に騙されろよ!世界は簡単になっている。シンプルになってるけど、そうじゃないだろ!もっと複雑で、わかりにくくにて、理解できないものだろう!!!こうしておいていかれるんだろうね。昔、取った杵柄。どういう意味だろうね。ドラゴン=龍=鯨。どこにも問題はないのに、問題しかない。課題は解決できるけど、問題は残ったままだ。解決したいよね。エン2022/07/09
毎日が日曜日
17
★★★+ 新しいクィン・ザザ号とどこまでもぶれずにマイペースのミカ。2022/07/09
ミキ
13
旧クインザザ号との邂逅、感動的でした。船も一新され、これからの冒険がさらに楽しみです。2022/07/09