角川つばさ文庫 サキヨミ！（６） 言えない未来と力のナゾ

著者名：七海まち【作】/駒形【絵】

KADOKAWA（2022/06発売）

• ISBN：9784046321503

内容説明

私、如月美羽。未来が見える力「サキヨミ」を持っている。
美術部のみんなと、楽しい夏合宿！
――のはずが、合宿先で咲田先輩と再会したの。
やっぱり彼は、サキヨミの秘密を知ってるみたい……。
瀧島君と、先輩に直接聞いて確かめようと思ったんだけど、
“危険な未来”を見たせいで、それどころじゃなくなって!?

さらに、咲田先輩に

「瀧島君は力が弱まっている。僕が君を強くしてあげるよ。僕と未来を変えよう」

と言われちゃって――私、どうしたらいいの!?

人気バクハツシリーズ、目がはなせない第６巻！【小学中級から　★★】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[色素薄い系]

なんで同じ能力同士で対立する構造になってんのかがイマイチよく分からんのだが、最後の咲田の「一旦諦めたけど助けに来てくれるって事はやっぱり君は運命の人」ってセリフが盲目的に信じてる感というかヤンデル感が滲み出てて恐怖だった。美羽を引き込んで一体何をしたいんだヤツは……

2022/07/17

[HASE, Moto]

美術部の夏合宿編！ よくない未来が見えてしまう力の持ち主・美羽は、同じ力を持つ瀧島君の助けも得ながら、前向きになってきたところ。でも、瀧島君の力が弱まってきた上に、ミステリアスな天才王子・咲田先輩が茶々を入れてくる。いや、茶々というか何というか。瀧島君のきわめて紳士的なところはカッコいいんだけど、じれったい！ ①巻の美羽は本当におどおどしていたのに、この巻では自分のなすべきことのために率先して突っ走っていく。危なっかしいけど頼もしい。 続きが気になるところで終わってしまった……⑦巻も楽しみ！

2022/06/22

[こまさん]

娘一人読み。朝から１時間ちょっとで読破( ◠‿◠ )面白いようで、一気に読んでいます。

2023/06/04

[Theodore]

シリーズ6巻目の今作は合宿編。そして今回は男だてらに占いが好きなあの怪しすぎる先輩のメイン回。どう見ても不審者しかあり得ない奴なので、巻を追うごとに少しずつ秘密がわかってくるラスボス的存在かと思いきや、意外と掘り下げ回が早く来たので驚き。児童書ゆえに展開が早いのか？　とはいえ、相変わらず謎が多いキャラであることは変わらないのだが。なお、当方は男ヒロインとの間の愛だの恋だのは興味ないので感想は保留。

2023/05/20