内容説明
わたしたちのなかの日本を、謙虚に、見つけ直しませんか
「天命篇」でお示ししたのは、青山繁晴の天命ではありませぬ。ぼくら日本人の共有する天命です。
このアジアの一角から、世界の新しい秩序を、絵空事ではなく現実に、共に創っていきます。
わたしたちのなかの日本を、謙虚に、見つけ直す。
それが日本と世界には
新しい救いのひとつとなるだろう。
(本書より)
本書は、『月刊Hanada』2021年2月号~2022年5月号の連載に筆者が新たな題名を付し、隅々まで改稿し、さらに新たな書き下ろしを、(四百字詰め原稿用紙)約120枚を加えて、単行本化したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kolon
3
素晴らしい情報に溢れた本であった。 青山繁晴議員の情報、分析、切り口、評価は特別である。 同じシリーズを読まなければ。2023/01/12
夏彦
3
先2冊も学ぶところの多かったこのシリーズ本だが最後のこの本の内容は特に今起こっていること(宇露戦争など)が多く読みごたえがあった。青山氏は実務家なので発信する情報についても信頼性が高いと私は思っていて(話好きなところはご愛敬)、実際、過去読んできた本の内容はおおむね今の世界情勢と合致している。生活で拾うニュースの断片を青山氏の本は詳細につなぎ合わせてくれる。この本を読み終えた後の、世界情勢の断片が頭の中で繋がったときの快感は何事にも代えがたい。「なるほど、そういうことか。」それに尽きる。一人の著者に浸かる2022/11/11
Masa
3
ついに3部作読了。「ウクライナ侵略の準備段階を考えると、日本とウクライナ、中国とロシアは驚くほど似通っている」ですよね。ロシアはウクライナの地は元来自分達のものだと主張、目の上のたんこぶのアメリカがどう動くか8年間に渡り観察して来たと言う。黒人、商売人、老人の大統領はもはや戦争はしないと踏んでの暴挙だと。習近平はどうでしょうかね、先ずは台湾。「沖縄は日本では無い、琉球である。薩摩に奪われた琉球を取り戻すには薩摩も懲らしめる必要がある」これが中共。憲法9条はそのままで良いんですかね、幼稚園児でも分かるね。2022/07/29
こじりん
2
こんなにも我が日本に誠意を持って考えている政治家いるとは、青山氏の熱き思いに期待したいし応援したい。2022/12/11
シルク
2
ほんの数日前に沖縄県知事選を終えたばかりの時期にこの本を読み終える。中国が琉球ばかりではなく薩摩をも取り込もうとする絵空事とは思えない現状、戦わなくなったアメリカ、自分の夢に捉われウクライナ侵攻するプーチン、ナチスの経済版とも言えるドイツのEU結成とエネルギー問題、論議を呼ばない岸田政権、それら全てが裏では全部繋がっていた。読むほどに背筋が寒くなる。全く伝えない報道機関と、中国の世論戦にまんまと乗せられて個人攻撃の阿呆踊りをする国民はTVがSNSに変わっただけで、自分で考えない本質は何も変わらないのか!?2022/09/14




