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内容説明
夢幻魔実也による怪奇物語の名篇の数々を著者がセルフリメイク。蝙蝠が歌い、首が飛び、魔実也が少女の復讐を助け、顔のない女が微笑む。絵柄、構成、結末等を一新し、著者が積年の企みを遂に実現させた幻想怪奇漫画ファン必携の一作。特別書き下ろし漫画収録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kei-zu
20
職場の女性に「幻想篇 」「逢魔篇」を貸したところ好評だったので、「迷宮篇」とともに本書を貸そうと準備して読み始めたら止まらない。 物語のラストがちょっと違うなど、オリジナルとの違いを比べるのが楽しい。「花火」「木精」が特に好きです(*´Д`*)
なつ
11
80年代に発表した『怪奇篇』のセルフリメイク+αといった感じか。魔実也もより人間を超越した存在に。黒と白のコントラストの利いた絵柄と、独特な筆遣いの絵柄との対比の美麗さに呑み込まれる。新しい絵も悪くはないけれど、オリジナルの方が好みかな。でも好きな「木精」、「夜会」がまた読めたのはうれしいです。2018/12/31
Gin&Tonic
10
〈怪奇篇〉セルフリメイク。絵柄の違いや細部の変更など、〈怪奇篇〉と読み比べて幸せになれます。新旧の絵柄の夢幻魔実也、どっちも美しい……。「吸血鬼」と「蜘蛛」のアレンジが好きです!2015/05/02
澤水月
8
今の筆で再び描き直す名作の数々。熱烈なファンならおススメか。個人的には我が人生最大フェイバリット漫画作品の「夜会」は前のバージョンの方が好きだな…てか前の「夜会」はネ申すぎる2009/11/07
KDS
5
「夢幻紳士怪奇篇」のエピソードのいくつかをリメイクした一冊。古本屋で発見。これでこのシリーズの未読作品はなくなった…はず。リメイク版なのでオリジナルとストーリーは同じなんだけど、「吸血鬼」のようにオチが少し異なるものもある。ラストに収録された「幽霊船」がオリジナル版の一話目だったが、これが絵柄からして一番雰囲気が変わっている。オリジナルの中で最も好きなエピソードの「老夫婦」がなかったのはちょっと残念。2024/03/03