扶桑社BOOKSミステリー<br> 黙約の凍土(下)

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扶桑社BOOKSミステリー
黙約の凍土(下)

  • ISBN:9784594091415

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内容説明

オプ・センター・メンバーの調査により、イランで拘束され人質に取られているはずのガセミ准将の娘、原子物理学者のパランド博士に不穏な動きが見いだされる。
イランによる核爆弾入手計画の可能性に思い至ったチェイスは、部下のマコードをキューバに派遣して、核サイロのありかを知り得る高齢の女性革命家との接触を図るのだが……。
ロシアのGRUとイランが結託して展開する核爆弾移送作戦を、オプ・センターの面々は水際で食い止めることができるのか? 緊迫のミリタリー・サスペンス!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

157
上下巻、500頁弱、完読しました。今が旬のロシアが舞台の割には、緊迫感&盛り上がりに欠けました。60年前の核爆弾は、やはり不発でした💣 https://www.fusosha.co.jp/books/detail/97845940914152022/06/14

キムチ27

47
結局、描かんとした「緊急事態、密命」の着地は何だったん。最後まで拭えなかった違和感は米大統領の名前~ミドキフ!訳者伏見氏の名前に興味は抱いたが、訳語調はAI訳の感触・・リズムに乗り切れなかった。原文がそうなのか会話が余りにも「単語の羅列、無味無臭」ドンパチに熱がこもっていないので、す~~っと読んでしまう自分の怖さ。題名が「受けを狙い」過ぎての反動?巻末でオプセンターを事実上解体→Black Waspなる組織が発信、乞うご期待!とあるが指は動くかな??2022/08/29

かんとり

5
60年代の米ソキューバ危機、このミサイル搬入に裏があった。 これが邦題「黙約の凍土」ですな。 オプセンターの頭脳、情報分析の天才の謎解。 正規軍ではないオプセンターの即応部隊、今回はチカラ業は少なめで、アドレナリンは放出せずでした。2022/06/15

Nobuyuki

1
イラン・ロシア・キューバ絡めたオプ・センター・シリーズの下巻。 上巻に比べ核心に近付いていることもあり、テンポもだいぶ早くなって物語が進む。 話の正確な繋がりを追い切れていない所も有り、読み返したりもしたけれど、上巻よりも集中して読了。 最後は次巻への連続性を仄めかせる終わり方。他にも積読している読みたい本があるが、それらを差し置いて購入済のブラック・ワスプに手を出すか、悩ましいところ。2022/12/30

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