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内容説明
ジャンゴ領で暴れるドラゴンを討伐した領主リゼ。
その名声は自領に留まらず、国中に轟き渡って国王にまで届き、遂に謁見命令が下される。
だが、成長したベイバロン領をお披露目したいと、リゼは不敬にも国王を領地に呼びつけてしまう!
一方、内心で反逆者を待ち望んでいた国王は、リゼの行為を宣戦布告と解釈し、狂喜していた。
捨て駒として息子のヨハンを派遣するが……
「リゼお兄様のために、ボクが国王を倒す!!!」
ベイバロン領の民がヨハンや貴族たちに対して施した“再教育”が効果覿面すぎたようで――!?
浅慮すぎる領主が紡ぐ偽りの英雄譚、第五幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ただの猫好き
2
おすすめ度4.考えていたよりちゃんと愚王してて、それ自体が目的という衝撃展開。すべてに理由があり、頭のいかれた展開(誉め言葉)にもプロットがあったことを感じさせる2025/05/01
zaku0087
1
ついに反乱軍結成で、インフレヒーロー伝説開始。貴族のはみだしっ子が纏めて洗脳され、偶発的反乱軍結成になるが、全ては周りの人間が勝手に誤解して出来上がったもの。ただ、リアルな世界の革命でも、発端はこんなことなのかもしれない。世界革命などと叫んで戦争を始めるのは、おバカしかいないだろう。せいぜい肉親の恨みを晴らすとか、威張っていたら成り行きでボスになってしまったという感じか。意外とこの話はリアルなのかもしれない。元・女領主も似たように、悪の巨頭への着実に道を歩んでいる。この世界は、自覚のない「悪党」の世界だ。2023/04/21
マック佐々木
1
テンポも構成もスムーズで読みやすくていいけど、設定もキャラクターもどこかで見たようで目新しさや深みはないかな・・・。ともあれわかりやすいし読みやすくてよい。2022/07/05