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内容説明
ついに社交界デビューを果たしたリゼ・ベイバロンは、スネイル子爵の領地から奪ったドラゴンの量産にも成功し順風満帆な領主ライフを送っていた。
親切心でドラゴンをスネイルに返そうとするもリゼの回復魔法で化け物へと成長。
スネイルが治めるジャンゴ領に襲撃をかけてしまう!
さらに、ドラゴンの血を浴びた人々が魔獣化しジャンゴ領はまさに地獄と化してしまうのだが…
「自らの領地を滅ぼそうとするスネイルを倒し俺が世界を平和に導く!!」
己が元凶とも気付かず“救世主”に躍進?
浅慮すぎる領主が紡ぐ偽りの英雄譚、第四幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きのと
3
もうここまでで2022/04/11
ダリア
2
全方向に媚びている(つもりの)リゼの思いつき―――それはまさに国王に喧嘩を売っていることに。もちろん、リゼ以外は全力で反逆準備を整えている。そんな中、暗殺対策に相当の使い手が護衛をしている―――単なるリゼのストーカーじゃないか。いよいよ、次巻では対国王になるのだろうか。2022/03/07
zaku0087
1
変質龍に乗っ取られた隣の領主が哀れの極み。全ての悪は、自覚なしで他領に災厄を撒き散らした底辺領主のはずだが、なんとそれを正義の戦さに仕立て上げ隣地を併合するという悪辣さ。おまけに周りに勘違いされたとはいえ、国王に喧嘩をふっかける社交無礼で、一気に国内内戦に突入するか。悪に感化され、自分も目立つキャラになりたがった元・女領主は、これまた自覚なしに「災厄を撒き散らし」悪名を轟かせる犯罪者に成り上がる(成り下がる?)ようだ。陽気な悪の栄える社会とは、活気ある世界なのだな。2023/04/20