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内容説明
この航海記を
完成させようと思うんだ
17世紀。英国公認の海賊船に、博識かつ好奇心旺盛な探検家・ダンピアも乗船した──。
未知の世界を食べて調べる、実在の人物と史実をもとにした海洋冒険飯漫画。好評第4巻!
ダンピアと共に「未知の南方大陸」を目指すことを誓ったリングローズに、まさかの事態が…!
【目次】
CHAP. 25 礼砲と共に
CHAP. 26 ふたりの航海記(1)
CHAP. 27 ふたりの航海記(2)
CHAP. 28 ふたりの航海記(3)
CHAP. 29 狙われた楽園
CHAP. 30 ミンダナオの甘い生活
CHAP. 31 シグネット号の反乱(1)
CHAP. 32 シグネット号の反乱(2)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
11
☆ 17世紀、英国の私掠船に乗った航海士ダンピアは欧州各国が辿り着いていない未知の世界を夢見ていた。行く先々で新しい島に渡り、様々な人に会い、見知らぬ動植物を見つけ、食べ、自分の持つ地図を更新していく。しかし、出会いには良い出会いもあれば悪い出会いもある。そして悲しい別れも。親しくしてきて、夢を語り合い、命を助け合った友達との別れは衝撃的でした。辛い展開とそこから立ち直るダンピアが描かれる4巻。オススメです。2024/08/27
あつ子🐈⬛
10
ミンダナオ島到着の巻。辛い別れも嬉しい発見も、すべて必要なことだったんだな「叡智をもって、過去を振り返る」ために。「彼の名前はウィリアム・ダンピア 今はまだ、一介の船乗り─」2024/07/03
コリエル
9
リングローズ。こんなにあっさりと。そして、誰が喪われようとも船乗りの営為は続いていく。未知の何かを知るためには未踏の地を踏まねばならないとはいえ、やはり私掠船はリスキーだなあ。頭もポンポンすげ替わるし。白人たちにいいようにされるだけじゃなさそうだったミンダナオ島の人々はちょっとスッとした。カモられすぎだもんなこの漫画だと。2022/05/21
葉鳥
7
前巻のあらすじ有難い…それでも思い出せないところはあるが。ダンピアがマラリアに罹り、手足ぼんぼんになった頃にはもうこの物語が終わってしまうのか…?とまで思ってしまったが、無事に復帰。リングローズの方が志半ばで旅立ってしまうなんて。辿り着いた先、マギンダナオ王国では船のみんながバラバラに。船長はじめ残った人たちはその後どうなったんだろうな。29話の「この未知との出会いは、悲劇をも呼ぶ…。」のコマが凄い。2022/08/22
surucucu
5
当時の文明的な背景に触れた幕間が良かった。異なる世界との邂逅とそれに伴う摩擦が描かれた漫画であることを意識させられる。2022/05/19